Q16 20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。 この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。
- 外側側副靱帯
- 後十字靱帯
- 前十字靱帯
- 腸脛靱帯
- 内側側副靱帯
※ 下にスクロールしても、
「16 20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。 この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。 」
の解答を確認できます。
「Q16 20歳の女…」の解答
2
スポンサーリンク
ご質問も受け付けています!
「Q16 20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。 この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。」こちらの国試問題(過去問)について、疑問はありませんか?
分からない事・あやふやな事はそのままにせず、ちゃんと解決しましょう。以下のフォームから質問する事ができます。「Q16 20歳の女性。1か月前に……」に関連するページへのリンク依頼フォーム
国試1問あたりに対して、紹介記事は3記事程度を想定しています。問題によっては、リンク依頼フォームを設けていない場合もあります。予めご了承下さい。
更新日:
コメント解説
「Q16 20歳の女…」の解説
国試twitterをご紹介
検査の様子を横(矢状面)から見せてる時点で、矢状面(前後方向)での動きに関連する検査。
— たなはら (@boooo_boo_jp) 2019年2月6日
もし、前額面を強調したイラストなら側方の動きに関連する検査のはず。
これを理解しておけば、靭帯に限らず理学療法評価の応用がききます。#めでぃまーる https://t.co/P456MEKTiu
国試問題「第52回理学療法士国試【午後】問16 20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。 この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。」について、1件のコメント解説
スポンサーリンク
図に示されている整形外科的テストは、膝の靭帯損傷を確認するための検査です。
検査者の操作する方向が、前方(手前に引く)の場合は、前方引き出しテスト、後方の(奥に押す)場合は、後方引き出しテストとなり、臨床的にも用いられる頻度の高い徒手検査です。
・Anterior drawer(前方引き出しテスト):ACL(前十字靱帯)
・Posterior drawer test(後方引き出しテスト):PCL(後十字靱帯)
この問題は、矢印の方向から後方引き出してテストを行なっているとい判断できます。
陽性所見としては、「痛み」ではなく、ガクッとしたend pointがないずるずるとした最終域感(end feel)です。
その他の、後十字靱帯断裂を疑う検査としては、Posterior sagging(背臥位で、膝を90度屈曲して踵を検者が持ち上げ、左右を比較して、脛骨粗面が落ち込んでいるか否かを確認する方法。)があります。