Q2 32歳の女性。下痢症状の後に四肢の脱力が出現したGuillain-Barré症候群で、入院2週後のGuillain-Barré障害スコアが5(人工呼吸管理)であった。 グラフは表の3項目の合計点と歩行の関係を示す。 この患者が発症6か月後に歩行不可能な確率はどれか。
- 20%
- 30%
- 60%
- 80%
- 90%
※ 下にスクロールしても、
「2 32歳の女性。下痢症状の後に四肢の脱力が出現したGuillain-Barré症候群で、入院2週後のGuillain-Barré障害スコアが5(人工呼吸管理)であった。
(中略)
この患者が発症6か月後に歩行不可能な確率はどれか。 」
の解答を確認できます。
「Q2 32歳の女性…」の解答
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「Q2 32歳の女性…」の解説
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- Ⅰ.ギラン・バレー症候群 - 日本神経学会
P46・P47にEGOSスコアについて触れている箇所があります。
- Guillain-Barré症候群の予後因子
Guillain-Barr? 症候群の予後因子|臨床神経学 53巻 11号(2013:11)
国試問題「第54回理学療法士国試【午前】問2 32歳の女性。下痢症状の後に四肢の脱力が出現したGuillain-Barré症候群で、入院2週後のGuillain-Barré障害スコアが5(人工呼吸管理)であった。」について、1件のコメント解説
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ギランバレー症候群発症6か月後の歩行不可能となる確率を1〜83%の確率で予測できるという「EGOSスコア」の問題です。
引用:https://www.neurology-jp.org/guidelinem/gbs/sinkei_gbs_2013_04.pdfkaisethu
しかし、この問題を解くにあたって、事前にEGOSスコアを理解している必要はありません。
また、臨床的にも暗記しておくべき事ではありません。
「ギランバレー症候群発症6か月後の歩行不可能となる確率」を予測するツールがあるという事を抑えておくと良いと思います。
では、問題についてですが、問題文にある
・年齢
・発症に先立つ下痢の有無
・入院2週後の Guillain-Barré 障害スコア
の状態を、表をもとに点数化(これが、この患者のEGOSスコアとなります。)します。
点数化できたら、次はグラフの方でEGOSスコアにあたる箇所を確認すればOKです。
なお、EGOSスコアは、1〜7点の7段階評価となっています。
この患者の場合は、EGOSスコアは6点となり、発症6か月後の歩行不可能となる確率は60%です。
よって、選択肢3が正解となります。