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第54回理学療法士国家試験【午前100問】

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第54回理学療法士国試【午前】

Q26 検査結果を表に示す。6か月前と比べてバランス機能の低下を示すのはどれか。


検査項目 6か月前 現在
1 FBS 47 点 33 点
2 TUG 25 秒 9 秒
3 10 m 歩行時間 45 秒 12 秒
4 片脚立位時間 10 秒 55 秒
5 Functional Reach Test 6 cm 20 cm

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第54回理学療法士国試【午前】

Q27 認知症の原因になりにくい疾患はどれか。


  1. 葉酸欠乏症
  2. 正常圧水頭症
  3. 慢性硬膜下血腫
  4. 甲状腺機能亢進症
  5. ビタミン B12 欠乏症

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第54回理学療法士国試【午前】

-

Q28 歩行周期で立脚相直前から活動し、踵接地時に大きな活動を示す下肢の筋はどれか。2つ選べ。


  1. 下腿三頭筋
  2. 前脛骨筋
  3. 大腿四頭筋
  4. 長母指屈筋
  5. 腸腰筋

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第54回理学療法士国試【午前】

-,

Q29 内反足に対する最も適切な靴の補正はどれか。


  1. Thomas ヒール
  2. 内側フレアヒール
  3. クッションヒール
  4. メタタルザルバー
  5. 外側ソールウェッジ

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第54回理学療法士国試【午前】

-

Q30 関節リウマチにおいて、余暇、仕事、身の回りのことの3つの要素から機能状態の程度を示す指標はどれか。


  1. CMI
  2. DAS28(disease activity score 28)
  3. Larsen 分類
  4. Sharp score
  5. Steinbrocker の class 分類

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第54回理学療法士国試【午前】

-

Q31 尺骨骨幹部骨折と橈骨小頭の脱臼を生じるのはどれか。


  1. Barton骨折
  2. Colles骨折
  3. Galeazzi骨折
  4. Monteggia骨折
  5. Smith骨折

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第54回理学療法士国試【午前】

-

Q32 疲労骨折が最も多いのはどれか。


  1. 脛骨
  2. 骨盤
  3. 中足骨
  4. 腓骨
  5. 腰椎

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第54回理学療法士国試【午前】

-

Q33 上腕二頭筋腱炎で陽性所見を呈する検査はどれか。


  1. Adsonテスト
  2. Apleyテスト
  3. Finkelsteinテスト
  4. Kempテスト
  5. Yergasonテスト

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第54回理学療法士国試【午前】

Q34 脳卒中片麻痺患者に用いられる評価法で正しいのはどれか。2つ選べ。


  1. FMA(Fugl-Meyer assessment)は ADLの評価を含む。
  2. JSS(Japan Stroke Scale)は関節可動域の評価を含む。
  3. mRSは歩行速度の評価を含む。
  4. NIHSSは意識状態の評価を含む。
  5. SIASは非麻痺側機能の評価を含む。

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4と5


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第54回理学療法士国試【午前】

Q35 Parkinson病に対する包括的な評価指標である UPDRS の評価項目でないのはどれか。


  1. 感覚
  2. 姿勢
  3. 歩行
  4. 知的機能
  5. ジスキネジア

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1

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第54回理学療法士国試【午前】

Q36 GMFMで正しいのはどれか。


  1. GMFM-88 は間隔尺度として使用される。
  2. 各項目は0〜4の5段階評価で判定する。
  3. 脳性麻痺のための標準化された発達評価である。
  4. 健常5歳児であれば達成可能な項目で構成される。
  5. Item Map の使用により認知機能の判定が可能である。

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第54回理学療法士国試【午前】

Q37 NYHA分類で正しいのはどれか。


  1. 5段階分類である。
  2. 自覚症状により重症度を分類する。
  3. Ⅰ度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある。
  4. Ⅱ度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある。
  5. Ⅳ度では安静時に心不全症状はみられない。

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2

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第54回理学療法士国試【午前】

Q38 成人に対する一次救命処置で正しいのはどれか。


  1. 胸骨圧迫は1分間に100〜120回のテンポで行う。
  2. 胸骨圧迫は胸骨が1cm程度沈む強さで圧迫する。
  3. AED による電気ショック後には胸骨圧迫を行わない。
  4. 人工呼吸(口対口呼吸)の吹込みは続けて10回以上行う。
  5. 胸骨圧迫をしながらAEDによる電気ショックを与える。

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第54回理学療法士国試【午前】

Q39 筋力増強トレーニングの効果で正しいのはどれか。


  1. 自動介助運動では効果は得られない。
  2. 筋肥大が生じるまで効果は得られない。
  3. 最大抵抗を用いれば月1回の運動で効果が得られる。
  4. 等運動性運動ではトレーニングに用いた運動速度付近で大きな効果が得られる。
  5. 最大筋力に対して極めて弱い抵抗運動であっても回数を増やすことで効果が得られる。

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第54回理学療法士国試【午前】

-

Q40 超音波療法で正しいのはどれか。


  1. 強度は0.5〜2.5W/cm2が推奨されている。
  2. 透過深度は周波数に反比例して浅くなる。
  3. 照射される超音波は小さな導子ほど拡散する。
  4. ビーム不均等率が高い場合、導子はゆっくり動かす。
  5. 温熱効果を目的とする場合には照射時間率5%を選択する。

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1と3


不適切問題

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第54回理学療法士国試【午前】

-,

Q41 大腿義足装着者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。


  1. 過度の腰椎前弯 - 股関節伸展拘縮
  2. 外転歩行 - 股関節屈曲拘縮
  3. 義足膝の不安定 - 股関節伸展筋力低下
  4. 伸び上がり歩行 - 股関節内転筋力低下
  5. 分回し歩行 - 股関節内転拘縮

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3

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第54回理学療法士国試【午前】

Q42 軽い運動から激しい運動へと運動強度を徐々に増加させるときの正常な循環応答で正しいのはどれか。


  1. 運動中の心拍数変化は主に副交感神経活動の亢進によって生じる。
  2. 運動強度の増加に伴い心筋への血流配分率が大幅に増加する。
  3. 運動強度が増加しても動脈血酸素含量はほぼ一定である。
  4. 運動開始から軽い運動中の心拍出量増加は主に心拍数の増加によって生じる。
  5. 中等度から激しい運動中の一回拍出量は直線的に増加する。

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第54回理学療法士国試【午前】

Q43 腹圧性尿失禁に対する筋力増強練習の対象で最も優先すべき筋群はどれか。


  1. 腹筋群
  2. 殿筋群
  3. 骨盤底筋群
  4. 脊柱起立筋群
  5. 股関節外旋筋群

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3

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-

Q44 小児でVolkmann拘縮を起こしやすいのはどれか。


  1. 上腕骨顆上骨折
  2. 上腕骨外顆骨折
  3. 上腕骨近位部骨折
  4. 上腕骨骨幹部骨折
  5. 上腕骨内側上顆骨折

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1

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-

Q45 偽関節を生じやすいのはどれか。2つ選べ。


  1. 手の舟状骨骨折
  2. 鎖骨骨折
  3. 肋骨骨折
  4. 大腿骨頸部骨折
  5. 踵骨骨折

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Q46 脊髄損傷による対麻痺患者に対して立位・歩行練習を行う目的として誤っているのはどれか。


  1. 痙縮の減弱
  2. 褥瘡の予防
  3. 異常痛の抑制
  4. 骨粗鬆症の予防
  5. 消化管運動の促進

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3

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-

Q47 アテトーゼ型脳性麻痺に残存しやすい原始反射はどれか。


  1. 吸啜反射
  2. 手掌把握反射
  3. 陽性支持反射
  4. 交叉性伸展反射
  5. 対称性緊張性頸反射

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5

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Q48 閉塞性動脈硬化症で正しいのはどれか。


  1. 冷感はない。
  2. 安静時痛はない。
  3. しびれ感はない。
  4. 間欠性跛行は体幹前傾で改善する。
  5. 好発部位は大腿動脈から膝窩動脈である。

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5

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Q49 廃用症候群で正しいのはどれか。


  1. 加齢による影響は少ない。
  2. 二次性サルコペニアを認める。
  3. 筋萎縮は上肢に強くみられる。
  4. 進行しても摂食嚥下機能は保たれる。
  5. 高齢者では高アルブミン血症を認める。

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2

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Q50 身体的フレイルの特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。


  1. 疲労感が増す。
  2. BMIが増加する。
  3. 動作が緩慢になる。
  4. 寝たきり状態である。
  5. Barthel Indexのスコアが高くなる。

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1と3


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