Q26 検査結果を表に示す。6か月前と比べてバランス機能の低下を示すのはどれか。
検査項目 | 6か月前 | 現在 | |
1 | FBS | 47 点 | 33 点 |
2 | TUG | 25 秒 | 9 秒 |
3 | 10 m 歩行時間 | 45 秒 | 12 秒 |
4 | 片脚立位時間 | 10 秒 | 55 秒 |
5 | Functional Reach Test | 6 cm | 20 cm |
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
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「26 検査結果を表に示す。6か月前と比べてバランス機能の低下を示すのはどれか。 」
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「Q26 検査結果を…」の解答
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コメント解説
国試問題「第54回理学療法士国試【午前】問26 検査結果を表に示す。6か月前と比べてバランス機能の低下を示すのはどれか。」について、2件のコメント解説
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それぞれの検査について、数値が大きくなると改善なのか悪化なのかを聞いています。
検査そのものの特性・特徴を覚えておく必要がありますが、
時間や距離を扱う検査については、イメージしやすいかと思います。
時間や距離であれば、「より長くかかるほど悪い」もしくは「より長く保持できるほど良い」のいずれかの解釈になる事が多いですが、点数の場合は、加点システムなのか減点システムなのかや、ゼロに近い数値が良いのか、数値が大きいほど良いのか、もしくは基準値に近いほど良いのか、などはその検査法それぞれで変わります。
【FBSについて】
FBS:ファンクショナルバランススケール(functional balance scale)、ベルグバランススケール(Berg balance scale)
高齢者に対する転倒のスクリーニングに有用であるとされ、日内・日間信頼性および内的整合
性も確認されています。
45点以下では、複数回の転倒発生率が高くなり、36点以下では,さらに転倒の危険が高くなります。また、施設を利用する後期高齢者に対する運動介入の効果判定として有用な指標となることが確認されています。
1 項目につき 0~4 点の 5 段階で評価し,合計点を算出する(56 点満点)
・判定基準:合計点が高いほど優れている。45 点以下は転倒のリスクが高い。
・対象疾患:バランスに障害が認められる疾患および、高齢