Q32 後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作で正しいのはどれか。
- 低めのソファーに座る。
- 健側を下にして横になる。
- 床のもの拾うときは患側を後方に引く。
- 階段を降りるときは健側から先に下ろす。
- ベッドに這い上がるときは患側の膝を先につく。
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「32 後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作で正しいのはどれか。 」
の解答を確認できます。
「Q32 後方アプロ…」の解答
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コメント解説
国試問題「第53回作業療法士国試【午前】問32 後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作で正しいのはどれか。」について、1件のコメント解説
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THAという手術全般に言える禁忌肢位や、THAのアプローチ方向から考えられる禁忌肢位【詳細ページ】(もしくはより注意すべき肢位や運動)を考慮すると解ける問題です。
問題文に、アプローチ方向が明記されている場合は、多くの場合で後者の方となります。
後方アプローチでは、以下の運動方向や姿勢に注意が必要です。
・股関節屈曲・内転・内旋の複合動作
・股関節過屈曲(深屈曲)
よって、低い椅子への立ち座り動作やトイレ動作、しゃがみ込み動作、寝るときの姿勢(健側下の側臥位)などに注意が必要となります。
問題文では、しゃがみ込み動作の際の、股関節の過屈曲(深屈曲)に対する対処法となっており、正しいと言えます。
また、臨床的には術後日数などの期間も考慮され、一般的には術後脱臼は術後3カ月以内に発生するリスクが高いと言われています。