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第108回 医師国家試験(国試過去問)

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I008 Fallot四徴症の低酸素発作時の治療薬として適切なのはどれか。


  1. モルヒネ
  2. フロセミド
  3. ニトログリセリン
  4. イソプロテレノール
  5. 副腎皮質ステロイド

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A

▶︎ 国試過去問の解答&解説

H030 50歳の女性。不眠を主訴に来院した。寝床に入っても何時間たっても眠れないのがつらいと訴える。一方、ソファでテレビを見ているとウトウトすることがある。睡眠がとれた翌日は気分もよく趣味を楽しむことができる。この患者への指導として適切なのはどれか。


  1. 「昼寝をしてください」
  2. 「寝床で本を読んでください」
  3. 「起床時間を遅くしてください」
  4. 「早めに寝床に入ってください」
  5. 「眠れない時は寝床から出てください」

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I076 82歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。5日前、就寝中に激しい左肩の痛みと冷汗とが出現した。体動や上肢の運動による症状の悪化はなく、2時間程度で改善したためそのまま入眠した。 それ以降は同様の症状はなかったが、体がだるく1日中寝込んでいることが多くなり、心配になった家族に伴われて受診した。 意識は清明。身長152cm、体重58kg。体温36.8℃。脈拍92/分、整。血圧100/72mmHg。 呼吸数18/分。SpO297%(roomair)。頸静脈の怒張を認める。心尖部にⅢ音とⅣ音とを聴取する。呼吸音に異常を認めない。肩関節に痛みと運動制限を認めない。血液所見:赤血球340万、Hb10.4g/dl、Ht32%、白血球8,600、血小板13万。血液生化学所見:AST38IU/l、ALT26IU/l、LD246IU/l(基準176~353)、CK138IU/l(基準30~140)、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、尿酸6.9mg/dl、血糖123mg/dl、HbA1c(NGSP)7.2%(基準4.6~6.2)、Na136mEq/l、K4.4mEq/l、Cl98mEq/l。CRP0.8mg/dl。 胸部エックス線写真に異常を認めない。心電図を示す。5日前からの病態を診断するために、次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。


  1. 心エコー
  2. 胸部単純CT
  3. 心筋トロポニンT
  4. 骨シンチグラフィ
  5. 左肩関節エックス線撮影

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AとC


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I054 9か月の乳児。発熱を主訴に母親に連れられて来院した。生来健康で今回初めての発熱である。診察を待っているときに全身性左右対称の強直性間代性けいれんを認めた。3分後にけいれんは消失し意識も回復した。血液所見に異常は認めなかった。母親への説明で適切なのはどれか。


  1. 「遺伝性はありません」
  2. 「すぐに脳波の検査をしましょう」
  3. 「約半数に知能への影響がみられます」
  4. 「将来、てんかんへ移行する可能性が高いです」
  5. 「このけいれん発作は3人に1人の割合で再発する可能性があります」

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B

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I038 耳下腺腫瘍摘出術を行う際、手術前に説明すべき合併症はどれか。3つ選べ。


  1. 血腫
  2. 髄液漏
  3. 異常発汗
  4. テタニー
  5. 顔面神経麻痺

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AとCとE


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I022 潰瘍性大腸炎患者の直腸粘膜生検組織のH-E染色標本を示す。矢印で示す所見はどれか。


  1. 陰窩膿瘍
  2. 粘膜の萎縮
  3. 杯細胞の減少
  4. 腺の配列異常
  5. 粘膜のびらん

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A

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I006 急性好酸球性肺炎について正しいのはどれか。


  1. 喫煙と関連しない。
  2. 呼吸不全を伴わない。
  3. 副腎皮質ステロイドが奏効する。
  4. アレルギー性疾患を背景に発症する。
  5. 気管支肺胞洗浄液で好酸球比率は正常である。

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C

▶︎ 国試過去問の解答&解説

H029 70歳の男性。腹膜炎の手術後で入院中である。2週前にS状結腸憩室の穿孔による急性汎発性腹膜炎にて緊急手術を施行された。手術術式はS状結腸切除術・人工肛門造設術であった。 術後の経過は良好で、術後7日目に流動食を開始し、術後8日目にはドレーンの排液の性状に問題がなかったためドレーンは抜去した。現在は中心静脈栄養を併用しながら5分粥食を全量摂取している。術後4日目以降発熱を認めなかったが、昨夜急に悪寒戦慄を伴う39℃の発熱があった。他に症状はなく食欲も保たれている。 対応として適切なのはどれか。


  1. 絶飲食
  2. 便培養検査
  3. 緊急開腹手術
  4. ドレーン再挿入
  5. 中心静脈カテーテル抜去

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I077 12歳の男児。頭痛と嘔吐とを主訴に来院した。 2か月前から起床時に頭痛があり、時に嘔吐を伴うという。意識は清明。頭部造影MRIの T1 強調矢状断像を示す。この疾患の特徴はどれか。 2 つ選べ。


  1. 水頭症
  2. 網膜血管腫
  3. 両耳側半盲
  4. 血清 CEA 高値
  5. 放射線高感受性

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AとE


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I053 31歳の男性。左股関節部痛を主訴に来院した。半年前から誘因なく歩行時に左股関節部の痛みが出現した。安静時痛はない。25歳時から膠原病の診断にて副腎皮質ステロイドの内服治療を開始し、現在まで継続している。 プレドニゾロン内服量は最大で60mg/日で、現在は10mg/日であるという。身長170cm、体重75kg。体温36.3℃。脈拍64/分、整。左股関節の運動時痛を認める。左股関節の可動域は屈曲110°、伸展0°、外転20°、内転15°。来院時の股関節エックス線写真を示す。 考えられるのはどれか。


  1. 大腿骨近位部骨折
  2. 大腿骨頭壊死症
  3. Perthes病
  4. 骨囊腫
  5. 骨膿瘍

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▶︎ 国試過去問の解答&解説

I037 褐色細胞腫の血圧管理に用いるのはどれか。2つ選べ。


  1. α遮断薬
  2. ループ利尿薬
  3. カルシウム拮抗薬
  4. スピロノラクトン
  5. サイアザイド系利尿薬

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AとC


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I021 僧帽弁閉鎖不全症の直接の原因とならないのはどれか。


  1. 乳頭筋断裂
  2. リウマチ熱
  3. 僧帽弁逸脱
  4. 感染性心内膜炎
  5. 急性大動脈解離

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I007 68歳の男性。心房細動、うっ血性心不全、脳梗塞および脂質異常症のため、アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬、利尿薬、ワルファリン及びHMG-CoA還元酵素阻害薬を内服している。この患者の心不全のコントロールの指標として有用でないのはどれか。


  1. SpO2
  2. 体重
  3. LDLコレステロール
  4. 胸部エックス線写真の心胸郭比
  5. 脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉

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C

▶︎ 国試過去問の解答&解説

H028 45歳の女性。脳出血後のリハビリテーションのため入院中である。脳出血にて2週間入院し、2か月前に回復期リハビリテーション病棟に転院した。 脳出血の発症前には、共働きで会社勤めの夫と持ち家に2人暮らしであった。右片麻痺と言語障害とを認める。会話の理解は良好で、状況判断も適切であるが、発話は困難である。T字杖と短下肢装具とを用いた平地歩行が可能であり、階段昇降と入浴には介助を要する。自宅内に段差が多く、トイレは和式である。 退院に向けたカンファレンスで検討すべきなのはどれか。


  1. 家屋改造
  2. 職業訓練
  3. 外出制限
  4. 夫の会社退職
  5. 電動車椅子の準備

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A

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I078 28歳の女性。激しい頭痛を主訴に来院した。3 日前から発熱とともに前頭部痛が生じ、次第に増強してきた。今朝はさらに高熱となり少しぼんやりしていた。 意識レベルは JCSⅡ-10。体温 40.2 ℃。脈拍 140/分、整。血圧 126/72 mmHg。項部硬直と Kernig 徴候とを認める。対光反射、眼球運動、四肢の運動および腱反射に異常なく、Babinski 徴候も認めない。血液所見:赤血球 380 万、Hb 12.0 g/dl、Ht 38 %、白血球 16,000(桿状核好中球 18 %、分葉核好中球 62 %、単球 4 %、リンパ球 16 %)、血小板 18 万。CRP 26 mg/dl。頭部単純 CT で異常を認めなかったので腰椎穿刺を行った。脳脊髄液所見:初圧 240 mmH2O(基準 70~170)、外観は淡黄白色に混濁、細胞数 5,600/mm3(基準 0 ~ 2)(多形核球 100 %)、蛋白 230 mg/dl(基準 15~45)、糖 8mg/dl(基準 50~75)。 脳脊髄液の Gram 染色で Gram 陽性双球菌が見られた。治療薬として適切なのはどれか。 2 つ選べ。


  1. メロペネム
  2. アシクロビル
  3. カナマイシン
  4. アムホテリシンB
  5. 副腎皮質ステロイド

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AとE


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I052 26歳の男性。歩行困難を主訴に来院した。痙性歩行、上下肢腱反射亢進およびBabinski徴候陽性を認める。頭部単純MRIのT2強調水平断像と同一断面の頭部造影MRIのT1強調水平断像及び頸椎単純MRIのT2強調矢状断像を示す。血清の抗アクアポリン4抗体は陰性である。最も考えられるのはどれか。


  1. 神経膠腫
  2. 転移性腫瘍
  3. 視神経脊髄炎
  4. 多発性硬化症
  5. 進行性多巣性白質脳症

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D

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I036 骨盤部MRIのT2強調矢状断像を示す。この疾患でみられる症状はどれか。2つ選べ。


  1. 排尿痛
  2. 月経痛
  3. 過多月経
  4. 外陰部痛
  5. 帯下の増加

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BとC


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I020 72歳の男性。今朝、起床時から全身倦怠感が出現しているため来院した。心電図を示す。認められる所見はどれか。


  1. 洞停止
  2. 心房粗動
  3. I度房室ブロック
  4. Ⅱ度房室ブロック
  5. 心室固有調律

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D

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I005 嗄声を訴える60歳女性の安静呼吸時と発声時の喉頭内視鏡像を示す。考えられるのはどれか。


  1. 右声帯癌
  2. 右声帯結節
  3. 右声帯ポリープ
  4. 左声帯麻痺
  5. 左ポリープ様声帯

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D

▶︎ 国試過去問の解答&解説

H027 66歳の男性。胸部違和感を主訴に来院した。1週前から持続性の前胸部の違和感を感じるようになった。自宅近くの診療所を受診し胸部エックス線写真で異常を指摘されたため紹介されて受診した。 身長170cm、体重65kg。脈拍68/分、整。血圧130/72mmHg。呼吸数18/分。SpO296%(roomair)。心音と呼吸音とに異常を認めない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を45年間。 初診時の胸部エックス線写真と胸部造影CTを示す。出現しやすい症候はどれか。


  1. 嗄声
  2. 縮瞳
  3. 脱力感
  4. 上腕のしびれ
  5. 顔面と上肢の浮腫

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I067 58歳の男性。倦怠感と歩行時の息切れとを主訴に来院した。20年前に糖尿病を指摘されたが治療は受けていない。5年前から蛋白尿、2年前から高血圧を認めていた。母親が糖尿病である。 意識は清明。身長170cm、体重68kg。脈拍96/分、整。血圧168/96mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。Ⅱ/Ⅵの収縮期心雑音を認める。両側の下胸部にcoarsecracklesを聴取する。下腿に浮腫を認める。尿所見:蛋白2+、糖(-)、沈渣に赤血球1~4/1視野。血液所見:赤血球270万、Hb8.0g/dl、Ht25%、白血球7,200、血小板12万。血液生化学所見:総蛋白6.4g/dl、アルブミン3.2g/dl、フェリチン85ng/ml(基準20~120)、尿素窒素58mg/dl、クレアチニン5.1mg/dl、尿酸9.5mg/dl、空腹時血糖140mg/dl、HbA1c(NGSP)7.2%(基準4.6~6.2)、総コレステロール190mg/dl、Na140mEq/l、K5.5mEq/l、Cl111mEq/l、Ca8.0mg/dl、P5.5mg/dl、Fe80μg/dl、総鉄結合能〈TIBC〉300μg/dl(基準290~390)。動脈血ガス分析(roomair):pH7.34、PaCO235Torr、PaO292Torr、HCO3-16.5mEq/l。 腹部超音波検査で両腎の大きさは正常である。この患者に対する治療薬として適切でないのはどれか。


  1. ループ利尿薬
  2. カルシウム拮抗薬
  3. スルホニル尿素薬
  4. エリスロポエチン
  5. 炭酸水素ナトリウム

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C

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I051 51歳の女性。突然の発汗とのぼせを主訴に来院した。肩こり、頭痛もみられるが、抑うつや不眠はない。49歳で閉経。身長157cm、体重57kg。脈拍72/分。血圧138/76mmHg。エストロゲンとプロゲステロンによるホルモン補充療法を開始することにした。治療前の説明として適切なのはどれか。


  1. 「血圧が上がります」
  2. 「乳癌のリスクは下がります」
  3. 「骨粗鬆症による骨折のリスクは上がります」
  4. 「エストロゲンの貼付薬では効果がありません」
  5. 「肩こりや頭痛より発汗とのぼせによく効きます」

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I035 肺動脈絞扼術が適応となる疾患はどれか。2つ選べ。


  1. Fallot四徴症
  2. 動脈管開存症
  3. 心房中隔欠損症
  4. 完全大血管転位症
  5. 心内膜床欠損症〈房室中隔欠損〉

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DとE


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I019 皮膚生検組織の蛍光抗体直接法の写真を示す。水疱性類天疱瘡の所見はどれか。



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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I004 加齢黄斑変性の検査に用いられるのはどれか。


  1. Schirmer試験
  2. アノマロスコープ
  3. 光干渉断層計〈OCT〉
  4. フレアセルフォトメーター
  5. スペキュラーマイクロスコープ

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C

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