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平成28年 保育士試験 筆記試験(前期実施分)

-保育の心理学

f04 次の文は、ピアジェ(Piaget, J.)の理論に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 物は隠れていても存在し続けているという物の永続性の理解は、ピアジェ(Piaget, J.)が提唱した月齢よりも早い時期であることがその後の研究によって示されている。
  2. 誕生から3歳頃までの子どもは、触る、叩く、なめる等の感覚運動を通して世界を理解している。
  3. 前操作期の子どもは、イメージや言葉を用いて世界を捉えることができるようになるが、それは自己中心的で、知覚的特徴に影響されやすい。
  4. 外界の対象に働きかける際に、その対象を自分に合うように変化させて、自分の内部に取り入れることを調節という。

 

(組み合わせ)

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× ×
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× × ×

※ 下にスクロールしても、
「f04 次の文は、ピアジェ(Piaget, J.)の理論に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 」
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子どもの保健

g05 次の文は、「幼児期運動指針」(平成 24 年 文部科学省)の4「幼児期の運動の在り方」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期である。動きの獲得には、「動きの( A )」と「動きの( B )」の二つの方向性がある。

「動きの( A )」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することである。

幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体の( C )動き」、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を( D )動き」、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを( E )動き」が挙げられる。

通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していくことになる。

「動きの( B )」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことである。幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになり、目的に合った合理的な動きができるようになる。

 

(組み合わせ)

E
多様化 本格化 なめらかな 支える 操作する
洗練化 多様化 バランスをとる 操作する 支える
本格化 洗練化 なめらかな 移動する 支える
多様化 洗練化 バランスをとる 移動する 操作する
本格化 多様化 強い 操作する 移動する

解答&解説



子どもの保健

g04 次の文は、保育所等における衛生・安全管理の具体的な対策に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
  1. 日頃から清掃、消毒等に関するマニュアルを活用し、常に清潔な保育環境を保つようにする。
  2. 動物を飼育している場合、世話の後、手洗いを徹底する。
  3. 子どもの環境における安全点検表を作成し、施設、設備、遊具、玩具、用具、園庭等を定期的に点検する。
  4. 火災や地震等の災害発生に備え、避難訓練計画、職員の役割分担の確認、緊急時の対応等についてマニュアルを作成する。
  5. あと一歩で事故になるところであったというヒヤリ・ハット(出来事)を記録し分析する必要はない。

解答&解説



保育の心理学

f13 次の文は、学童期における自己の捉えの主な特徴についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 幼児期と同様に、低学年(小学校1・2年生)では、自分の身体的特徴や持ち物について友だちと話すことが中心である。
  2. 中学年(小学校3・4年生)になるにつれ、自分の身体能力や運動能力、性格面から捉えることが増えていく。
  3. 中・高学年(小学校3年生以上)では、「他の子よりも絵が上手である」のように、他者との比較によって自己を評価することが多くなる。
  4. 青年期に比べると、他の人からの評価に敏感であり、自尊感情が低い。

 

(組み合わせ)

× ×
× ×
× ×
× ×
× × ×

解答&解説



子どもの食と栄養

h18 次の文は、子どもの疾病や症状と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 口内炎では、食事の調味はうす味とし、酸味、香辛料は避けて、体温程度で与える。
  2. 下痢の際は、脂肪の多い食品や料理は控えるようにする。
  3. 便秘の場合、食欲不振の有無を確認するとともに、腸の蠕動運動を促す食物繊維の多い食物を与えるようにする。
  4. 吐き気や嘔吐がある場合は、それらが治まってから水分の補給を行う。少量の水分を与え、嘔吐しないことを確認し、少しずつ増量する。

(組み合わせ)

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×
× ×
× × ×

解答&解説



子どもの保健

g08 次の文は、子どもを寝かせる環境とその整備に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 部屋の温度は、夏季は 25℃前後、冬季は 20℃前後、湿度は 50 ~ 70%程度が適当である。
  2. 風邪が流行しているときは、室内が寒くならないよう、換気はせずに、窓や扉を閉めておく。
  3. 夏季の暑い日は、クーラーや扇風機を調節し、できるだけ子どもの体に風が当たるようにする。
  4. 子どもの睡眠中は眠りを妨げないように、保育者はできるだけ別室ですごすとよい。

 

(組み合わせ)

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× ×
× × ×
× × ×
× × ×

解答&解説



子どもの食と栄養

h04 次の文は、炭水化物に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 二糖類の一つであるガラクトースは、脳神経組織を構成する重要な成分である。
  2. グリセリンは、ブドウ糖を構成単位とする多糖類であり、ヒトの体内にも存在する。
  3. 消化性多糖類は、胃液及び膵液中のプロテアーゼにより消化されて、少糖類になる。
  4. 日本人の食事摂取基準(2015 年版)」における炭水化物の食事摂取基準(%エネルギー)は、1歳以上のすべての年齢区分において、20 ~ 30 とされている。

 

(組み合わせ)

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解答&解説



子どもの食と栄養

h11 次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子 21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)における妊娠期の体重管理に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句と数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  • 妊娠期における推奨体重増加量は、( A )の体格区分別に示されている。
  •  体格区分が「低体重(やせ)」の場合の、妊娠全期間を通しての推奨体重増加量は、( B )kg である。
  • 体格区分が「ふつう」の場合の、妊娠( C )における1週間あたりの推奨体重増加量は、( D )kg/ 週である。

(組み合わせ)

非妊娠時 5~ 10 後期 0.3 ~ 0.5
非妊娠時 7~ 12 中期から末期 0.5 ~ 0.7
非妊娠時 9~ 12 中期から末期 0.3 ~ 0.5
妊娠時 7~ 12 中期から末期 0.5 ~ 0.7
妊娠時 9~ 12 後期 0.5 ~ 0.7

解答&解説



子どもの保健

g11 次の文は、チック障害に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 突発的、急速、反復性、非律動性、常同的な運動あるいは発声であると定義される。
  2. チックはストレスによって発症するため、器質的な障害は持っていない。
  3. チック障害は、女児に多くみられる。
  4. 単純運動チックでは目のチックが、単純音声チックでは咳払いが代表的な症状である。

 

(組み合わせ)

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解答&解説





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