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Q60 末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。

  1. 腕神経叢 - 胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間
  2. 正中神経 - 上腕近位部で烏口腕筋の外側
  3. 尺骨神経 - 肘頭と上腕骨内側上顆の間
  4. 脛骨神経 - 外果とアキレス腱の間
  5. 総腓骨神経 - 膝窩部で半腱様筋腱の内側

 

 



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コメント解説



「Q60 末梢神経と…」の解説

国試問題「第54回作業療法士国試【午前】問60 末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。」について、2件のコメント解説

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  1. ●脛骨神経と総腓骨神経の触診部位について

    脛骨神経の触診部位は、膝関節後方中央部の膝窩動静脈の外側を走行している箇所です。
    もう一つの触診部位は、内果から水平に後方移動した位置(内果とアキレス腱の間)で、足背屈・回外位で触診しやすくなります。

    総腓骨神経は、膝の後外側部で、大腿二頭筋腱の内側(後方)で触診する事ができます。

  2. ●腕神経叢および、正中・尺骨・橈骨神経の触診部位について

    腕神経叢では、後神経束を頚部の外側基部で触診する事ができます。肩甲帯を下制した肢位でより触知しやすくなります。

    正中神経は、腋窩下方と、上腕二頭筋腱の外側で触れる事ができます。
    尺骨神経を腋窩下方と、肘頭と上腕骨内側上顆の間(尺骨神経溝)で触れる事ができます。
    橈骨神経は腕橈関節部で触診可能です。

         

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