Q30 作業療法中の低血糖発作で注意すべきなのはどれか。
- 深い呼吸
- 喉の渇き
- 手の震え
- 皮膚の乾燥
- 筋緊張の亢進
※ 下にスクロールしても、
「30 作業療法中の低血糖発作で注意すべきなのはどれか。 」
の解答を確認できます。
「Q30 作業療法中…」の解答
3
スポンサーリンク
正解だった方は、他の問題もどうぞ。
この過去問は、以下の国試の設問の1つです。下のリンク先のページから全問題をご確認いただけます。
この過去問の前後の問題はこちら ▼
» 次の問題
Q31 疾患と作業種目の組合せで適切なのはどれか。
ご質問も受け付けています!
「Q30 作業療法中の低血糖発作で注意すべきなのはどれか。」こちらの国試問題(過去問)について、疑問はありませんか?
分からない事・あやふやな事はそのままにせず、ちゃんと解決しましょう。以下のフォームから質問する事ができます。「Q30 作業療法中の低血糖発作で……」に関連するページへのリンク依頼フォーム
国試1問あたりに対して、紹介記事は3記事程度を想定しています。問題によっては、リンク依頼フォームを設けていない場合もあります。予めご了承下さい。
更新日:
コメント解説
国試問題「第52回作業療法士国試【午前】問30 作業療法中の低血糖発作で注意すべきなのはどれか。」について、1件のコメント解説
スポンサーリンク
血糖値を下げる薬剤を使用している患者さんの場合、血糖値が低くなる副作用(低血糖)が起こる可能性があります。これはリハビリ中にも、注意しておかなければいけません。
血糖値を下げる薬を使用しているかたは、低血糖についてよく知っておきましょう。
血糖値が70mg/dL以下になると、交感神経症状が出現します。
そして、血糖値が50mg/dL未満になると、脳などの中枢神経がエネルギー不足の状態になり、中枢神経症状が出現します。
これらの交感神経や中枢神経症状を低血糖症状と呼びます。
交感神経症状には、
「多汗」「汗を多くかく」
「頻脈(脈が早くなる)」
「手や指の震え」
「顔面蒼白」
中枢神経症状には、
「頭痛」
「目のかすみ」
「生あくび」
などが典型的な症状です。
低血糖がさらに進行すると、痙攣や、昏睡などに至ります。
この問題にあるように、リハビリ中に注意すべき低血糖症状は、交感神経症状である「手の震え」となります。