Q91 中枢神経の先天奇形とその特徴の組合せで正しいのはどれか。
- 小頭症-脳圧亢進
- 滑脳症-脳溝増加
- 二分脊椎-水頭症合併
- Dandy Walker症候群-後頭蓋縮小
- Arnold Chiari奇形-脊髄の頭蓋内嵌入
※ 下にスクロールしても、
「91 中枢神経の先天奇形とその特徴の組合せで正しいのはどれか。 」
の解答を確認できます。
「Q91 中枢神経の…」の解答
3
スポンサーリンク
正解だった方は、他の問題もどうぞ。
この過去問は、以下の国試の設問の1つです。下のリンク先のページから全問題をご確認いただけます。
この過去問の前後の問題はこちら ▼
« 前の問題
Q90 多発性硬化症について正しいのはどれか。
» 次の問題
Q92 高齢者の肺炎の特徴として正しいのはどれか。
ご質問も受け付けています!
「Q91 中枢神経の先天奇形とその特徴の組合せで正しいのはどれか。」こちらの国試問題(過去問)について、疑問はありませんか?
分からない事・あやふやな事はそのままにせず、ちゃんと解決しましょう。以下のフォームから質問する事ができます。「Q91 中枢神経の先天奇形とその……」に関連するページへのリンク依頼フォーム
国試1問あたりに対して、紹介記事は3記事程度を想定しています。問題によっては、リンク依頼フォームを設けていない場合もあります。予めご了承下さい。
更新日:
コメント解説
国試問題「第52回作業療法士国試【午前】問91 中枢神経の先天奇形とその特徴の組合せで正しいのはどれか。」について、1件のコメント解説
スポンサーリンク
小頭症:てんかん、脳性麻痺、学習障害、難聴、視覚障害などを起こしてくる可能性がありますが、脳圧亢進はありません。
脳圧亢進:脳腫瘍や、頭蓋内血腫などの占拠性病変によるものが一般的です。
滑脳症:てんかんと低緊張性の脳性麻痺、知的障害などが典型的症状。脳溝増加ではなく、無脳回と呼ばれる前頭葉・後頭葉などほぼ脳葉全体にわたって脳溝が認められないのが特徴です。
二分脊椎と水頭症合併の関係性は高いので正解です。
Dandy Walker症候群:小脳の先天性形成障害と第4脳室の水頭症とが合併するのが特徴です。
Arnold Chiari奇形:後頭部にある小脳や脳幹の一部が、頭蓋骨から脊椎に落ち込む(つまり、選択肢5「脊髄の頭蓋内嵌入」の逆)のが特徴的な所見でキアリ奇形と呼びます。脊髄空洞症 (syringomyelia) や水頭症がとの関連が高い疾患です。