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第108回 医師国家試験【I問題】(国試過去問)

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I09 早期胃癌の定義はどれか。


  1. 陥凹がない。
  2. リンパ節転移がない。
  3. 長径が1cm未満である。
  4. 隆起の高さが5mm未満である。
  5. 深達度が粘膜下層までにとどまる。

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I074 48歳の女性。前頸部腫瘤を自覚し来院した。昨日、鏡を見ていて見つけ、触ってみてしこりがあることに初めて気付き、心配になって受診したという。その他の症 状はない。 身長161cm、体重52kg。脈拍72/分、整。血圧128/76mmHg。頸部気管の右側に3cm大の腫瘤があり、嚥下運動とともに上下する。腫瘤は弾性硬で気管 に対して可動制限がある。右の側頸部に径1.5cmのリンパ節を2個触れる。 まず行うべき検査はどれか。


  1. 放射性ヨード(123I)シンチグラフィ
  2. ガリウム(67Ga)シンチグラフィ
  3. 頸部超音波検査
  4. 頸部MRI
  5. 頸部CT

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C

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I056 1歳の男児。発熱、頸部の腫脹および前胸部の皮疹を主訴に母親に連れられて来院した。4日前から38℃台の発熱が続き、今朝から頸部の腫脹と前胸部の紅斑とに気付いた。 体温39.3℃。脈拍148/分、整。両側眼球結膜に充血を認める。顔面下部の写真(別冊No.20)を別に示す。右頸部に径3cmのリンパ節を1個触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球406万、Hb11.2g/dl、Ht35%、白血球19,600(桿状核好中球9%、分葉核好中球72%、好酸球2%、単球4%、リンパ球13%)、血小板39万。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.1g/dl、AST40IU/l、ALT80IU/l。CRP7.9mg/dl。 初期治療として適切なのはどれか。


  1. 血漿交換
  2. 抗菌薬の投与
  3. 免疫抑制薬の投与
  4. 生物学的製剤の投与
  5. 免疫グロブリン製剤の投与

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I040 妊娠初期の妻の風疹HI抗体が陰性と判明した。この夫婦への適切なワクチン接種時期の組合せはどれか。


選択肢.妊婦(左) | 夫(右)

  1. ただちに | ただちに
  2. ただちに | 妊娠全期間
  3. 妊娠全期間 | ただちに
  4. 妊娠全期間 | 妊娠全期間
  5. 産褥期 | ただちに
  6. 産褥期 | 妊娠全期間

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I024 急速進行性糸球体腎炎を呈した患者の腎生検のPAS染色標本と蛍光抗体IgG染色標本を別に示す。最も考えられるのはどれか。


  1. ANCA関連血管炎
  2. IgG4関連疾患
  3. 急性間質性腎炎
  4. 血栓性血小板減少性紫斑病
  5. 全身性エリテマトーデス〈SLE〉

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I009 早期胃癌の定義はどれか。


  1. 陥凹がない。
  2. リンパ節転移がない。
  3. 長径が1cm未満である。
  4. 隆起の高さが5mm未満である。
  5. 深達度が粘膜下層までにとどまる。

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I075 65歳の男性。総胆管結石の加療目的で入院中である。入院翌日に内視鏡的結石除去術を施行した。終了3時間後から持続性の心窩部痛と背部痛を訴えた。 体温35.8℃。脈拍100/分、整。血圧84/56mmHg。呼吸数20/分。SpO293%(roomair)。 顔面は蒼白である。腹部は平坦で、心窩部に圧痛と筋性防御とを認める。血液所見:赤血球422万、Hb14.3g/dl、Ht43%、白血球10,100(桿状核好中球7%、分葉核好中球66%、単球3%、リンパ球24%)、血小板26万、PT94%(基準80~120)。 血液生化学所見:総ビリルビン1.2mg/dl、AST20IU/l、ALT19IU/l、LD151IU/l(基準176~353)、ALP246IU/l(基準115~359)、γ-GTP22IU/l(基準8~50)、アミラーゼ1,495IU/l(基準37~160)、クレアチニン1.0mg/dl。CRP0.1mg/dl。 腹部造影CTを示す。次に行うべき治療として適切なのはどれか。


  1. 血漿交換
  2. 大量輸液
  3. 緊急開腹手術
  4. 胆道ドレナージ
  5. 副腎皮質ステロイドのパルス療法

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B

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I055 32歳の女性。手指のしびれ感とつっぱり感とを主訴に来院した。症状は数年前からあったというが、本日、いつも以上に強くなったため受診した。バイタルサイン測定時の写真と頭部単純CTとを示す。異常所見が予想されるのはどれか。


  1. 血清Ca
  2. 血清Cl
  3. 血清Na
  4. 血糖
  5. 脳波

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A

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I039 RamsayHunt症候群の急性期の症候はどれか。3つ選べ。


  1. 複視
  2. 難聴
  3. めまい
  4. 耳介疱疹
  5. 眼瞼下垂

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BとCとD


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I023 イレウスで緊急手術の必要性を最も示唆するのはどれか。


  1. 間欠的な腹痛
  2. 腹壁が板状硬
  3. 金属性腸雑音の聴取
  4. 胆汁の混ざった吐物
  5. 腹部エックス線写真で複数の小腸ループ像

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B

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I008 Fallot四徴症の低酸素発作時の治療薬として適切なのはどれか。


  1. モルヒネ
  2. フロセミド
  3. ニトログリセリン
  4. イソプロテレノール
  5. 副腎皮質ステロイド

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A

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I076 82歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。5日前、就寝中に激しい左肩の痛みと冷汗とが出現した。体動や上肢の運動による症状の悪化はなく、2時間程度で改善したためそのまま入眠した。 それ以降は同様の症状はなかったが、体がだるく1日中寝込んでいることが多くなり、心配になった家族に伴われて受診した。 意識は清明。身長152cm、体重58kg。体温36.8℃。脈拍92/分、整。血圧100/72mmHg。 呼吸数18/分。SpO297%(roomair)。頸静脈の怒張を認める。心尖部にⅢ音とⅣ音とを聴取する。呼吸音に異常を認めない。肩関節に痛みと運動制限を認めない。血液所見:赤血球340万、Hb10.4g/dl、Ht32%、白血球8,600、血小板13万。血液生化学所見:AST38IU/l、ALT26IU/l、LD246IU/l(基準176~353)、CK138IU/l(基準30~140)、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、尿酸6.9mg/dl、血糖123mg/dl、HbA1c(NGSP)7.2%(基準4.6~6.2)、Na136mEq/l、K4.4mEq/l、Cl98mEq/l。CRP0.8mg/dl。 胸部エックス線写真に異常を認めない。心電図を示す。5日前からの病態を診断するために、次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。


  1. 心エコー
  2. 胸部単純CT
  3. 心筋トロポニンT
  4. 骨シンチグラフィ
  5. 左肩関節エックス線撮影

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AとC


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I054 9か月の乳児。発熱を主訴に母親に連れられて来院した。生来健康で今回初めての発熱である。診察を待っているときに全身性左右対称の強直性間代性けいれんを認めた。3分後にけいれんは消失し意識も回復した。血液所見に異常は認めなかった。母親への説明で適切なのはどれか。


  1. 「遺伝性はありません」
  2. 「すぐに脳波の検査をしましょう」
  3. 「約半数に知能への影響がみられます」
  4. 「将来、てんかんへ移行する可能性が高いです」
  5. 「このけいれん発作は3人に1人の割合で再発する可能性があります」

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B

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I038 耳下腺腫瘍摘出術を行う際、手術前に説明すべき合併症はどれか。3つ選べ。


  1. 血腫
  2. 髄液漏
  3. 異常発汗
  4. テタニー
  5. 顔面神経麻痺

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AとCとE


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I022 潰瘍性大腸炎患者の直腸粘膜生検組織のH-E染色標本を示す。矢印で示す所見はどれか。


  1. 陰窩膿瘍
  2. 粘膜の萎縮
  3. 杯細胞の減少
  4. 腺の配列異常
  5. 粘膜のびらん

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A

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I006 急性好酸球性肺炎について正しいのはどれか。


  1. 喫煙と関連しない。
  2. 呼吸不全を伴わない。
  3. 副腎皮質ステロイドが奏効する。
  4. アレルギー性疾患を背景に発症する。
  5. 気管支肺胞洗浄液で好酸球比率は正常である。

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C

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I077 12歳の男児。頭痛と嘔吐とを主訴に来院した。 2か月前から起床時に頭痛があり、時に嘔吐を伴うという。意識は清明。頭部造影MRIの T1 強調矢状断像を示す。この疾患の特徴はどれか。 2 つ選べ。


  1. 水頭症
  2. 網膜血管腫
  3. 両耳側半盲
  4. 血清 CEA 高値
  5. 放射線高感受性

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AとE


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I053 31歳の男性。左股関節部痛を主訴に来院した。半年前から誘因なく歩行時に左股関節部の痛みが出現した。安静時痛はない。25歳時から膠原病の診断にて副腎皮質ステロイドの内服治療を開始し、現在まで継続している。 プレドニゾロン内服量は最大で60mg/日で、現在は10mg/日であるという。身長170cm、体重75kg。体温36.3℃。脈拍64/分、整。左股関節の運動時痛を認める。左股関節の可動域は屈曲110°、伸展0°、外転20°、内転15°。来院時の股関節エックス線写真を示す。 考えられるのはどれか。


  1. 大腿骨近位部骨折
  2. 大腿骨頭壊死症
  3. Perthes病
  4. 骨囊腫
  5. 骨膿瘍

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▶︎ 国試過去問の解答&解説

I037 褐色細胞腫の血圧管理に用いるのはどれか。2つ選べ。


  1. α遮断薬
  2. ループ利尿薬
  3. カルシウム拮抗薬
  4. スピロノラクトン
  5. サイアザイド系利尿薬

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AとC


▶︎ 国試過去問の解答&解説

I021 僧帽弁閉鎖不全症の直接の原因とならないのはどれか。


  1. 乳頭筋断裂
  2. リウマチ熱
  3. 僧帽弁逸脱
  4. 感染性心内膜炎
  5. 急性大動脈解離

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E

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I007 68歳の男性。心房細動、うっ血性心不全、脳梗塞および脂質異常症のため、アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬、利尿薬、ワルファリン及びHMG-CoA還元酵素阻害薬を内服している。この患者の心不全のコントロールの指標として有用でないのはどれか。


  1. SpO2
  2. 体重
  3. LDLコレステロール
  4. 胸部エックス線写真の心胸郭比
  5. 脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉

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C

▶︎ 国試過去問の解答&解説

I078 28歳の女性。激しい頭痛を主訴に来院した。3 日前から発熱とともに前頭部痛が生じ、次第に増強してきた。今朝はさらに高熱となり少しぼんやりしていた。 意識レベルは JCSⅡ-10。体温 40.2 ℃。脈拍 140/分、整。血圧 126/72 mmHg。項部硬直と Kernig 徴候とを認める。対光反射、眼球運動、四肢の運動および腱反射に異常なく、Babinski 徴候も認めない。血液所見:赤血球 380 万、Hb 12.0 g/dl、Ht 38 %、白血球 16,000(桿状核好中球 18 %、分葉核好中球 62 %、単球 4 %、リンパ球 16 %)、血小板 18 万。CRP 26 mg/dl。頭部単純 CT で異常を認めなかったので腰椎穿刺を行った。脳脊髄液所見:初圧 240 mmH2O(基準 70~170)、外観は淡黄白色に混濁、細胞数 5,600/mm3(基準 0 ~ 2)(多形核球 100 %)、蛋白 230 mg/dl(基準 15~45)、糖 8mg/dl(基準 50~75)。 脳脊髄液の Gram 染色で Gram 陽性双球菌が見られた。治療薬として適切なのはどれか。 2 つ選べ。


  1. メロペネム
  2. アシクロビル
  3. カナマイシン
  4. アムホテリシンB
  5. 副腎皮質ステロイド

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AとE


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