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平成28年 保育士試験 筆記試験(前期実施分)

-子どもの食と栄養

h05 次の文は、母乳と母乳育児に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 母乳育児の利点の一つに、母子関係の良好な形成があげられる。
  2. 「母乳育児を成功させるための十か条」(WHO/UNICEF 共同発表)によると、母親が分娩後 30 分以内に母乳を飲ませられるように援助をすることとしている。
  3. 厚生労働省は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスク低減のため、人工乳がSIDSを引き起こすわけではないが、できるだけ母乳で育てることを勧めている。
  4. 「日本食品標準成分表 2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、人乳(成熟乳)の約 90%は水分である。

 

(組み合わせ)

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× ×
× ×
× × ×

※ 下にスクロールしても、
「h05 次の文は、母乳と母乳育児に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 」
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保育実習理論

i16 次の文は、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の2「保育の内容等の自己評価」の(1)「保育士等の自己評価」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(1) 保育士等の自己評価

ア 保育士等は、保育の計画や保育の( A )を通して、自らの保育実践を振り返り、自己評価することを通して、その専門性の向上や保育実践の( B )に努めなければならない。

イ 保育士等による自己評価に当たっては、次の事項に留意しなければならない。

(ア)子どもの活動内容やその( C )だけでなく、子どもの心の育ちや意欲、( D )などに十分配慮すること。

(イ)自らの保育実践の振り返りや職員相互の話し合い等を通じて、専門性の向上及び保育の質の向上のための課題を明確にするとともに、( E )の保育の内容に関する認識を深めること。

(組み合わせ)

E
記録 調整 過程 取り組んだ結果 自ら
省察 改善 結果 取り組む過程 保育所全体
省察 調整 過程 主体的な態度 自ら
記録 改善 結果 取り組む過程 保育所全体
記録 省察 過程 主体的な態度 地域

解答&解説



子どもの食と栄養

h16 次の文は、乳幼児の食生活におけるミネラル摂取に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 「日本食品標準成分表 2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)において、13%で調乳した調製粉乳と同量の人乳を比較すると、鉄は人乳のほうが多い。
  2. 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)において、フォローアップミルクは、必要に応じて(離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合など)使用するのであれば、9か月以降とするとしている。
  3. 「日本食品標準成分表 2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、木綿豆腐は、100g 中に 100mg 以上のカルシウムを含むので、日々の食事に上手に取り入れるようにする。
  4. 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」において、1~2(歳)のカルシウムの推奨量(mg/ 日)は、男性女性とも同じである。

(組み合わせ)

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× ×
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× ×
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解答&解説



子どもの食と栄養

h14 次の文は、保育所における食育に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標としている。
  2. 食育の計画の作成に当たっては、保育所における全体的な計画である「保育課程」と具体的な計画として作成される「指導計画」の中に位置付ける。
  3. 「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成 16 年:厚生労働省)では、〈6か月~1歳3か月未満児〉の食育のねらいの一つに、「お腹がすき、乳を吸い、離乳食を喜んで食べ、心地よい生活を味わう。」が示されている。
  4. 施設長の責任のもと、保育士、調理員、栄養士、看護師などの全職員が協力し、各保育所の創意工夫のもとに食育を推進する。

(組み合わせ)

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解答&解説



子どもの食と栄養

h02 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 健康な個人並びに集団を対象としている。
  2. 国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すものである。
  3. 乳児期の推定エネルギー必要量は、0~5(月)と6~ 11(月)の2区分で設定されている。
  4. 乳児期におけるたんぱく質の食事摂取基準では、母乳栄養児と人工栄養児の値が設定されている。

 

(組み合わせ)

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解答&解説



保育の心理学

f04 次の文は、ピアジェ(Piaget, J.)の理論に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 物は隠れていても存在し続けているという物の永続性の理解は、ピアジェ(Piaget, J.)が提唱した月齢よりも早い時期であることがその後の研究によって示されている。
  2. 誕生から3歳頃までの子どもは、触る、叩く、なめる等の感覚運動を通して世界を理解している。
  3. 前操作期の子どもは、イメージや言葉を用いて世界を捉えることができるようになるが、それは自己中心的で、知覚的特徴に影響されやすい。
  4. 外界の対象に働きかける際に、その対象を自分に合うように変化させて、自分の内部に取り入れることを調節という。

 

(組み合わせ)

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解答&解説



子どもの食と栄養

h13 次の文は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)に示された、「発育・発達過程に応じて育てたい “食べる力”」の学童期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう
  2. 自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる
  3. 自然と食べ物との関わり、地域と食べ物の関わりに関心をもつ
  4. 食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる

(組み合わせ)

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× ×
× ×
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解答&解説



子どもの保健

g05 次の文は、「幼児期運動指針」(平成 24 年 文部科学省)の4「幼児期の運動の在り方」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期である。動きの獲得には、「動きの( A )」と「動きの( B )」の二つの方向性がある。

「動きの( A )」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することである。

幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体の( C )動き」、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を( D )動き」、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを( E )動き」が挙げられる。

通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していくことになる。

「動きの( B )」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことである。幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになり、目的に合った合理的な動きができるようになる。

 

(組み合わせ)

E
多様化 本格化 なめらかな 支える 操作する
洗練化 多様化 バランスをとる 操作する 支える
本格化 洗練化 なめらかな 移動する 支える
多様化 洗練化 バランスをとる 移動する 操作する
本格化 多様化 強い 操作する 移動する

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