Q6 58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真を別に示す。考えられる末梢神経障害はどれか。
- 右Guyon管症候群
- 右手根管症候群
- 右後骨間神経麻痺
- 左前骨間神経麻痺
- 左肘部管症候群
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「6 58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真を別に示す。考えられる末梢神経障害はどれか。 」
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「Q6 58歳の男性…」の解答
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コメント解説
国試問題「第52回作業療法士国試【午後】問6 58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真を別に示す。考えられる末梢神経障害はどれか。」について、2件のコメント解説
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写真にあるのは、「両手の母指と示指で紙をつまみ、反対方向に引っ張る時に母指の第1関節が曲がってしまうか」Froment(フローマン)サインを確認している様子です。
写真左手のように、曲がるとフローマンサイン陽性となります。
陽性の場合、尺骨神経障害が疑われます。
尺骨神経麻痺が起こると、母指球以外の手内筋の筋萎縮とかぎ爪変形(鷲手変形)が生じます。
Guyon管症候群(尺骨神経管症候群)でも尺骨神経麻痺は出現しますが、フローマン徴候は陰性となります。
この場合は、分岐した尺骨神経深枝が小指球筋基部を潜って行く際に障害が生じます。
感覚障害の範囲は、第5指掌側・第4指外側の掌側であり、手背側には痺れ・感覚障害は生じません。