第108回 医師国家試験(国試過去問)
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- H022 75歳の女性。やせが目立ってきたことを主訴に来院した。30年前から高血圧症に対して、15年前から骨粗鬆症に対してそれぞれ治療中である。10年前に脳梗塞を発症し寝たきりとなった。 (中略)この患者で仙骨部の病変のリスクファクターとなっているのはどれか。
- I061 65歳の男性。左内眼角部の結節を主訴に来院した。3年前から左内眼角部に小結節が出現し、徐々に増大した。初診時、左内眼角部に直径1cm、高さ2mmの結節がみられた。 (中略)切除後の対応として適切なのはどれか。
- I064 69歳の女性。血便を主訴に来院した。3か月前から便に血液が付着していることに気付いていた。便器の水が血で染まる色が徐々に濃くなったため受診した。既往歴に特記すべきことはない。 (中略)対応として適切なのはどれか。
- I046 26歳の男性。会社の定期健康診断を受診した。三尖弁閉鎖症で幼児期にFontan手術を受けているとのことである。胸部正中に手術痕を認める。手指の写真を示す。予想される所見はどれか。
- I030 双極性障害〈躁うつ病〉の維持療法の治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。
- I014 ロタウイルス感染症で正しいのはどれか。
- H037 診断に有用な検査はどれか。
- H021 50歳の男性。上行結腸癌のため入院し、右半結腸切除術当日である。不整脈の既往はない。術中経過は特に問題なかった。術後、患者は回復室に入室し、6時間を経過したところで痛みは我慢できる程度であるという。 (中略)現時点での対応として適切なのはどれか。
- I066 68歳の男性。白血球増多の精査を目的に来院した。3年前から白血球数の増加を指摘されていたがそのままにしていた。発熱、盗汗および体重減少はない。両側の頸部、腋窩および両側鼠径部に無痛性で弾性硬の径1cm未満のリンパ節を数個ずつ触れる。 (中略)末血細胞の表面マーカー検査では、CD5、CD20、CD23陽性の細胞が増加している。対応として最も適切なのはどれか。
- I065 58歳の男性。腹部CTで異常を指摘され来院した。55歳時に自宅近くの医療機関で早期胃癌に対し幽門側胃切除術を受け、その後の定期検査の腹部CTで異常を指摘され、紹介されて受診した。自覚症状はない。 (中略)MRCPを別に示す。最も考えられるのはどれか。
- I045 27歳の女性。前胸部痛を主訴に来院した。3週前から前胸部痛が出現し、次第に悪化したため受診した。喫煙歴はない。意識は清明。身長160cm、体重52kg。 (中略)胸部エックス線写真と胸部造影CTを示す。診断する上で必要性が低い検査項目はどれか。
- I029 禁煙外来における初診時の対応として適切でないのはどれか。
- I013 思春期から若年成人に好発するのはどれか。
- H036 この患者の血液検査所見として最も考えられるのはどれか。
- H020 成人男性の交通事故で救急患者受入の要請があった。事故現場到着時点での血圧は触診で80mmHgとのことである。救急外来で血管確保のために準備しておくべき留置針の太さ(G)で適切なのはどれか。
- I070 42歳の女性。「風邪がいつまでも治らない」と訴えて来院した。2週前から微熱が出始め、その後38℃程度まで上昇、同じころから「のど」も痛くなり、寝るのもつらいほどだという。 (中略)治療薬として最も適切なのはどれか。
- I060 48歳の男性。不眠を主訴に来院した。長年にわたる支店での活躍が評価され、半年前に本店に栄転した。当初は喜んだものの、環境の変化になじめず、期待に応える仕事ができないと自分を責め、終日気分が晴れず夜は一睡もできなくなった。 (中略)対応として適切なのはどれか。
- I044 52歳の男性。持続する喘鳴、手足のしびれ感および発熱を主訴に来院した。2年前から喘鳴が出現し、気管支喘息と診断され自宅近くの診療所で治療を継続している。3か月前から四肢のしびれ感が出現した。 (中略)胸部エックス線写真と肺野条件の胸部単純CTを示す。最も考えられるのはどれか。
- I028 男性の尿路クラミジア感染の検査として最も適切なのはどれか。
- I012 Cushing症候群でみられるのはどれか。
- H035 この患者の身体所見として最も考えられるのはどれか。
- H019 高血圧と糖尿病で通院中の75歳男性に対する熱中症の説明として適切なのはどれか。
- I071 42歳の女性。発熱と乏尿とを主訴に来院した。半年前から右示指と中指の中手指節関節、左示指の近位指節間関節および左環指の中手指節関節に腫脹と疼痛とを自覚していた。 (中略)現時点での治療薬として最も適切なのはどれか。
- I059 42歳の初産婦。妊娠38週5日に規則的子宮収縮を訴え来院し、陣痛発来と診断され入院となった。その後、鉗子分娩で3,200gの女児を娩出した。頸管裂傷を認め縫合したが、非凝固性の出血が持続し、分娩後30分で出血量は1,500mlを超えている。顔面は蒼白で発汗を認める。 (中略)治療に用いる製剤の組合せとして適切なのはどれか。
- I043 65歳の男性。1か月前からの右手背の潰瘍を伴う結節を主訴に来院した。自宅で熱帯魚を飼育している。右手背に、中央に潰瘍を伴う直径1cmの結節を認める。 (中略)滲出液のZiehl-Neelsen染色標本を示す。最も考えられるのはどれか。
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