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第53回作業療法士国家試験【午前100問】

/午後

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第53回作業療法士国試【午前】

Q26 作業療法で提供する課題の難易度を上げる段階づけとして適切なのはどれか。


  1. 工程数が多い課題から少ない方に段階付ける。
  2. 作業時間が長い課題から短い課題で段階付ける。
  3. 意思決定が少ない課題から多い課題へ段階付ける。
  4. 姿勢が不安定となる課題から安定した課題段階付ける。
  5. 運動の際に用いる関節の数が多い課題から少ない課題へと段階付ける。

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3

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第53回作業療法士国試【午前】

Q27 痛みの評価について正しいのはどれか。


  1. VASで痛みの強さを評価する。
  2. フェイス・スケールで痛みの部位を評価する。
  3. Abbey pain scaleは質問紙による評価である。
  4. NRSで痛みの性状を評価する。
  5. STAS-Jで痛みの経過を評価する。

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第53回作業療法士国試【午前】

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Q28 老年期のQOLを強化するために開発されたスケールはどれか。


  1. CHART-J
  2. EuroQol
  3. HUI(health utilities index)
  4. PGCモラルスケール改訂版
  5. POMS

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第53回作業療法士国試【午前】

Q29 脳性まひ児の日常生活における手指操作能力を分類するための尺度はどれか。


  1. GMFM
  2. JASPER(japanese assessment set for pediatric rehabilitation)
  3. K-ABC
  4. MACS
  5. PEDI

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第53回作業療法士国試【午前】

Q30 運動失調症のうち、時間測定異常を評価するのはどれか。


  1. foot pat
  2. 指鼻試験
  3. 継ぎ足歩行
  4. 跳ね返り現象
  5. コップ把持検査

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第53回作業療法士国試【午前】

Q31 顔面と上下肢に感覚脱失を呈する脳卒中片麻痺の患者に対する生活指導で適切なのはどれか。


  1. 麻痺手使用を控える。
  2. 湯呑を非麻痺側で把持する。
  3. 両手での車椅子駆動を勧める。
  4. 国内ではスリッパ使用を勧める。
  5. 髭剃りはT字カミソリを勧める。

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第53回作業療法士国試【午前】

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Q32 後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作で正しいのはどれか。


  1. 低めのソファーに座る。
  2. 健側を下にして横になる。
  3. 床のもの拾うときは患側を後方に引く。
  4. 階段を降りるときは健側から先に下ろす。
  5. ベッドに這い上がるときは患側の膝を先につく。

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第53回作業療法士国試【午前】

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Q33 関節リウマチ患者に対してスプリントを用いる目的で誤っているのはどれか。


  1. 筋力増強
  2. 動作の補助
  3. 痛みの軽減
  4. 炎症の改善
  5. 関節アライメントの矯正

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1

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第53回作業療法士国試【午前】

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Q34 Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅳの片麻痺患者に座位で麻痺側上肢の促通練習を行う。上肢Ⅳを目指した課題として適切なのはどれか。


  1. 机上の積み木を裏返す。
  2. 机上のお手玉を非麻痺側大腿に載せる。
  3. 大腿上に置いた手を口元に近づける。
  4. 頭上の高さの壁面を肘伸展位で雑巾で拭く。
  5. 机上のお手玉を肘伸展位で麻痺側側方の肩の高さに移動する。

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1

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第53回作業療法士国試【午前】

Q35 多発性硬化症に対する作業療法で正しいのはどれか。


  1. MS fatigueに対して、Borg指数15に運動強度設定する。
  2. Uhthoff徴候に対して、室温を25度以下に設定して運動を行う。
  3. 筋力低下に対して、漸増抵抗運動を行う。
  4. 視力障害を伴う協調性運動障害に対して、Frenkel体操を行う
  5. 有痛性強直性けいれんに対して、他動的関節可動域訓練を行う。

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第53回作業療法士国試【午前】

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Q36 第6頸椎髄節まで機能残存している頸髄損傷患者に対する作業療法として適切でないのはどれか。


  1. 上衣着脱は被りタイプから練習する。
  2. コンピュータの入力デバイスを検討する。
  3. 排便は臥位で行えるように環境を整える。
  4. 自己導尿ができるようにカテーテル操作を練習する。
  5. 車椅子で起立性低血圧が起こった時は前屈位する。

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第53回作業療法士国試【午前】

Q37 慢性閉塞性肺疾患の患者に対する指導として正しいのはどれか。


  1. 低脂肪食がいい。
  2. 下肢の運動を行う。
  3. 洗髪動作は両手で行う。
  4. 発症後は禁煙の必要は無い。
  5. インフルエンザワクチンは勧めない。

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第53回作業療法士国試【午前】

Q38 標準型車椅子の使用者の生活環境として適切なのはどれか。


  1. トイレのドアは内開きにする。
  2. 作業台の高さは50センチ程度とする。
  3. 屋外スロープの勾配は1/10とする。
  4. 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置する。
  5. 玄関前の回転スペースが直径90センチ程度とする。

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第53回作業療法士国試【午前】

Q39 ICFの構成要素である「活動と参加」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。


  1. 記憶機能
  2. 日課の遂行
  3. 社会的態度
  4. 姿勢の保持
  5. 活力と欲動の機能

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第53回作業療法士国試【午前】

Q40 標準予防策(standard precautions)について正しいのはどれか。


  1. 手洗いは7秒以内で行う。
  2. 血圧を測るときは手袋を着用する。
  3. 感染症患者を隔離することが含まれる。
  4. 患者同士の接触による感染予防が目的である。
  5. すべての患者の排泄物は感染性があるとみなす。

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第53回作業療法士国試【午前】

Q41 「持続性・安定性」の下位尺度が含まれる社会機能の評価法はどれか。


  1. ESCROW Profile
  2. GAF
  3. LASMI
  4. Rehab
  5. SOFAS

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第53回作業療法士国試【午前】

Q42 作業療法中に「脳が溶けて流れ出す」と辛そうに訴える患者の症状として考えられるのはどれか。


  1. 作為体験
  2. 被害妄想
  3. 思考奪取
  4. 体感幻覚
  5. 連合弛緩

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第53回作業療法士国試【午前】

Q43 作業療法中に腹痛を訴える変換される身体表現性障害の患者への対応として適切なのはどれか。


  1. 軽い身体活動を勧める。
  2. 痛みの原因について話し合う。
  3. 積極的に話しかけて注意をそらす。
  4. 痛みが完全に治るまで安静を促す。
  5. 身体的所見に異常がないことを説明する。

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第53回作業療法士国試【午前】

Q44 認知症の重症度を判定することを目的に、記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家庭状況および趣味・関心、介護状況の6項目について5段階で評価するのはどれか。


  1. CDR
  2. FAST
  3. HDS-R
  4. WMS-Ⅲ
  5. NMスケール

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Q45 緊張型統合失調症の昏迷の治療として用いられるのはどれか。


  1. EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing)
  2. NEAR(Neuropsychological and Educational Approach to cognitive Remediation)
  3. TEACCH(Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children)
  4. 電気けいれん療法
  5. 暴露反応妨害法

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Q46 うつ病の回復初期の患者への対応で最も適切なのはどれか。


  1. 就労を勧める。
  2. チームでのスポーツを勧める。
  3. 休憩を早めに取るように勧める。
  4. 物事は自分で判断するように促す。
  5. 行動の結果の良し悪しを明確に伝える。

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Q47 他罰的であり「病状が良くならないのは、親の接し方が悪いため」と攻撃的になる境界性パーソナリティ障害の患者への作業療法士の対応として適切でないのはどれか。


  1. 単独で患者と関わる。
  2. 患者の親への心理的支援を行う。
  3. 治療契約の重要さを患者と確認する。
  4. 攻撃を向けられたとも同じ態度をとる。
  5. 患者自身の困難に共感的な態度で接する。

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第53回作業療法士国試【午前】

Q48 わが国のアルコール関連問題について正しいのはどれか。2つ選べ。


  1. 成人の飲酒者の割合は、男性より女性が多い。
  2. アルコール依存症は、自殺のリスクを高める。
  3. 女性の有病率は減少傾向にある。
  4. 妊娠している女性の飲酒は、胎児性アルコール症候群の危険因子である。
  5. 未成年者への学校でのアルコール教育は、三次予防としての取り組みである。

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第53回作業療法士国試【午前】

Q49 IPS(individual placement and support)モデルによる援助付き雇用の原則として適切なのはどれか。2つ選べ。


  1. 医療や生活支援と連携する。
  2. 障害が重くても支援の対象となる。
  3. 長期間訓練してしてから職場開拓を始める。
  4. 企業から提案があった業務に合わせて求職活動を行う。
  5. 企業に採用された後は職場の担当部署に以降の支援を任せる。

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1と2


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第53回作業療法士国試【午前】

Q50 臨床実習に参加する学生の行動で、患者の個人情報保護する上で最も適切なのはどれか。


  1. 患者の情報を自宅で親と話題にする。
  2. 実習で使用したメモをゴミ箱に捨てる。
  3. 患者の生年月日をレポートに記載する。
  4. 患者情報を指導者と共有する時はスタッフルームで行う。
  5. 患者を特定できるような訓練内容を指導者にメールで報告する。

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