「 Dr.カール先生の記事 」 一覧
9 図は痙直型両麻痺を示す脳性麻痺児(GMFCSレベルⅢ)の長座位姿勢である。後方に倒れるのを防ぐため上体を起こそうと全身の筋緊張を強め努力している。その際に上肢に起こる連合反応として適切なのはどれか。
- 肩甲骨の挙上
- 肩関節の外転
- 肘関節の伸展
- 前腕の回外
- 手関節の背屈
▶︎ 国試過去問の解答&解説
10 75歳の女性。自宅の浴室で転倒し右大腿骨頸部を骨折したため人工股関節置換術(後外側アプローチ)が施行された。担当医からは患側への全荷重が許可されている。この患者に対する ADL指導で正しいのはどれか。
- 割り座で靴下をはく。
- 和式の畳生活を勧める。
- 靴ひもを結ぶときはしゃがむ。
- 椅子は座面の低いものを使用する。
- 階段を下りるときは右足を先に下ろす。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
11 49歳の女性。多発性筋炎で入院中である。ステロイドによる寛解を認め、ベッドサイドでのリハビリテーションが開始された。この患者の運動負荷を調節する際に指標となる血液検査はどれか。
- 総ビリルビン
- クレアチニン
- 血中尿素窒素
- クレアチンキナーゼ
- アルカリフォスファターゼ
▶︎ 国試過去問の解答&解説
12 70歳の男性。右利き。右内頸動脈閉塞による左片麻痺のため回復期リハビリテ ーション病棟に入院中。意識清明。日用物品の使用に不便はないが、右側を向いていることが多く、左側の対象物への気付きが遅れることがある。物事には積極的に取り組む一方で、他者へ脈絡なくたびたび話しかけてしまう。この時期の患者の評価法として適切なのはどれか。2つ選べ。
- Apathy scale
- BIT
- FAB
- GATB
- WAB
▶︎ 国試過去問の解答&解説
13 78歳の女性。脳梗塞による左片麻痺。身長160cm。発症後7か月経過。便座上座位保持時、立ち上がり時および立位保持時には手すりが必要で、下衣着脱は手すりに右肩を当てて行う。トイレに図のようなL型手すりを設置する。設置位置の寸法で適切なのはどれか。
- a:40cm、b:50cm、c:120cm
- a:65cm、b:75cm、c:150cm
- a:65cm、b:25cm、c:150cm
- a:80cm、b:75cm、c:150cm
- a:80cm、b:25cm、c:120cm
▶︎ 国試過去問の解答&解説
14 32歳の女性。アルコール依存症。美容師として働く兼業主婦。25歳ごろから飲酒量が増えた。現時点では、仕事や家事に大きな支障はない。このまま飲酒を続け ていると大変なことになると思い、飲酒量を減らそうと努力しているが、飲み始め るといつも深酒してしまう。1人の力では断酒できないと悩み、自ら精神科病院を受診し入院治療を受けることになった。回復を目的とした作業療法の評価で最も重要度が高いのはどれか。
- 見当識
- 基礎体力
- 金銭管理
- 自己評価
- 日常生活能力
▶︎ 国試過去問の解答&解説
15 51歳の女性。パート勤務。職場で突然、動悸がして息苦しくなり口をパクパク開けて過呼吸となった。「出勤するとまた発作が起こりそうだ」と言って自宅に閉じこもっている。この患者の症状で考えられるのはどれか。
- 適応障害
- 身体化障害
- 解離性昏迷
- パニック障害
- 急性ストレス反応
▶︎ 国試過去問の解答&解説
16 67歳の女性。作業療法中に傾眠傾向が続いた日があるかと思えば、声かけにはきはきと受け答えをする日もある。部屋の間違いや道に迷うことも多い。あるとき突然「カーテンの陰に人がいる」と話し怯えだした。
- Alzheimer型認知症
- Lewy小体型認知症
- 前頭側頭型認知症
- 正常圧水頭症
- 血管性認知症
▶︎ 国試過去問の解答&解説
17 45歳の男性。統合失調症。20年間の入院の後、退院してグループホームに入居することになった。
- ICFモデル
- 人間作業モデル
- ストレングスモデル
- 脆弱性-ストレスモデル
- CMOP (Canadian Model of Occupational Performance)
▶︎ 国試過去問の解答&解説
18 57歳の女性。夫と寝たきりの母親との3人暮らし。編み物を趣味としていた。患者は手の抜けない真面目な性格で、介護が2年続いたころから「体が動かない。 死んでしまいたい」と寝込むようになった。夫に連れられ精神科病院を受診し入院。1か月後に作業療法が導入となった。しかし、作業療法士に「母のことが気になるんです。ここにいる自分が情けない」と訴えた。この患者への対応として適切なのはどれか。この患者への対応として適切なのはどれか。
- 主治医に早期の退院を提案する。
- 他の患者をお世話する役割を提供する。
- 趣味の編み物をしてみるよう提案する。
- 休むことも大切であることを説明する。
- 他の患者との会話による気晴らしを促す。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
19 7歳の男児。幼児期から落ち着きがなく、他の子供から遊具を取り上げる、列に並べない、座って待てないことが多かった。小学校入学後も、周囲の生徒の文房具を勝手に使う、課題に集中せず席を離れるなどが頻繁にみられていた。自宅でも落 ち着きがなく、母親が注意すると興奮する状況であった。この男児について作業療法士が担当教員から相談を受けることになった。担当教員への助言内容として適切なのはどれか。
- 注意・叱責は強く行う。
- 男児の席を教室の中心に設ける。
- 望ましい行動が生じたら直ちに褒める。
- 不得意なことは時間を要しても習得を目指す。
- 集団生活に必要なルールを本人に詳しく説明する。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
20 43歳の男性。統合失調症。幻聴と妄想が消失せず9年間の入院生活を送っていたが、入院患者の地域生活移行を進める方針の下、地域のアパートを借りて退院することになった。そこで、本人の地域生活を支えるため、作業療法士、看護師、精神保健福祉士、医師らがチームを組み、24時間365日体制で相談や訪問のサービスを開始した。このサービスに該当するのはどれか。
- Assertive Community Treatment (ACT)
- Illness Management and Recovery (IMR)
- Individual Placement and Support (IPS)
- Intentional Peer Support (IPS)
- Wellness Recovery Action Plan (WRAP)
▶︎ 国試過去問の解答&解説
21 理学療法士及び作業療法士法の規定内容について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 作業療法士は業務独占資格である。
- 作業療法士の診療報酬を規定している。
- 国家試験に合格した日から業務を行うことができる。
- 業務上知り得た人の秘密を他に漏らしてはならない。
- 作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
22 研究法の説明で正しいのはどれか。
- 横断研究は症例の経過を追って情報収集する。
- メタアナリシスは多数の研究を数量的に統合して検討する。
- 留め置き調査法は集団で実施した調査票をその場で回収する。
- 縦断研究は年齢の異なる集団を同時期に調査して年齢群を比較する。
- ABA型のシングルケースデザインは種目の治療介入効果を立証できる。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
23 人間作業モデルについて誤っているのはどれか。
- 役割の変化を評価する。
- 作業の興味を評価する。
- 作業の重要度を10段階で評価する。
- 人が作業に適応できるように介入する。
- 人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
24 SOAPに関する説明で正しいのはどれか。
- Oには患者の言葉をそのまま記載する。
- Sには作業療法の評価結果を記載する。
- Oから治療方針を定めたものがPである。
- Pには他部門からの情報やカルテ情報を記載する。
- SとOを専門的知識によって分析した内容をAに記載する。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
25 頭部単純CTで発症直後から診断できるのはどれか。
- 脳梗塞
- 脳出血
- Parkinson病
- 多発性硬化症
- 白質ジストロフィー
▶︎ 国試過去問の解答&解説
26 右利きの患者の頭部CTを示す。 最も考えられる症状はどれか。
- 左半側空間無視
- 視覚失認
- 着衣失行
- 左右失認
- 片麻痺
▶︎ 国試過去問の解答&解説
27 遠城寺式乳幼児分析的発達検査における手の運動で、生後〜10か月の発達段階であるのはどれか。
- ガラガラを振る。
- 積木をつ重ねる。
- 鉛筆でぐるぐる丸を書く。
- 瓶の蓋を開けたり閉めたりする。
- おもちゃを一方の手から他方に持ち替える。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
28 Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類のC6B3で機能が残存している筋はどれか。2つ選べ。
- 円回内筋
- 総指伸筋
- 深指屈筋
- 上腕三頭筋
- 尺側手根伸筋
▶︎ 国試過去問の解答&解説
29 Colles 骨折の合併症で起こりやすいのはどれか。
- 肘関節脱臼
- 腋窩神経麻痺
- 橈骨神経麻痺
- 正中神経麻痺
- 長母指屈筋腱断裂
▶︎ 国試過去問の解答&解説
30 作業療法中の低血糖発作で注意すべきなのはどれか。
- 深い呼吸
- 喉の渇き
- 手の震え
- 皮膚の乾燥
- 筋緊張の亢進
▶︎ 国試過去問の解答&解説
31 疾患と作業種目の組合せで適切なのはどれか。
- Parkinson病-毛糸のかぎ針編み
- 関節リウマチ-タイルモザイク
- 脊髄小脳変性症-彫刻
- 慢性閉塞性肺疾患-木工
- 筋萎縮性側索硬化症-パソコン操作
▶︎ 国試過去問の解答&解説
32 右半球損傷による全般性注意障害の片麻痺患者に対する初期の基本動作支援につ いて正しいのはどれか。
- 移乗動作の誤りを繰り返し修正する。
- 杖歩行は複数人とすれ違う環境から開始する。
- 車椅子駆動練習は外乱の少ない環境から開始する。
- 寝返りにおける性急な動作は口頭指示で修正する。
- 起き上がり動作は一連の動作を一度に口頭で指導する。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
33 標準型車椅子座位姿勢で起きる座圧変化で正しいのはどれか。
- 仙骨座り(骨盤後傾)では尾骨部に高い圧がかかる。
- 骨盤左回旋姿勢では右大転子に高い圧がかかる。
- 体幹右側屈姿勢では左坐骨に高い圧がかかる。
- 円背姿勢では下部腰椎部に高い圧がかかる。
- 骨盤前傾姿勢では仙骨部に高い圧がかかる。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
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