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第107回看護師国家試験【午後120問】

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第107回看護師国試【午後】

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26 味覚について正しいのはどれか。


  1. 基本味は5つである。
  2. 外転神経が支配する。
  3. 冷たい物ほど味が濃いと感じる。
  4. 1つの味蕾は1種類の基本味を知覚する。

第107回看護師国試【午後】

27 ビタミンと生理作用の組合せで正しいのはどれか。


  1. ビタミンA - 嗅覚閾値の低下
  2. ビタミンD - Fe2+吸収の抑制
  3. ビタミンE - 脂質の酸化防止
  4. ビタミンK - 血栓の溶解

第107回看護師国試【午後】

28 呼吸不全(respiratory failure)について正しいのはどれか。


  1. 喘息asthmaの重積発作によって慢性呼吸不全(chronic respiratory failure)になる。
  2. 動脈血酸素分圧(PaO2)で2つの型に分類される。
  3. 動脈血二酸化炭素分圧(PaO2)が60mmHg以下をいう。
  4. Hugh-Jones(ヒュー・ジョーンズ)分類は呼吸困難の程度を表す。

第107回看護師国試【午後】

29 薬剤とその副作用(有害事象)の組合せで正しいのはどれか。


  1. 副腎皮質ステロイド - 低血糖
  2. ニューキノロン系抗菌薬 - 髄膜炎(meningitis)
  3. アミノグリコシド系抗菌薬 - 視神経障害
  4. スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬) - 横紋筋融解症

第107回看護師国試【午後】

30 Sjögren(シェーグレン)症候群 syndrome について正しいのはどれか。


  1. 網膜炎(retinitis)を合併する。
  2. 男女比は1対1である。
  3. 主症状は乾燥症状である。
  4. 抗核抗体の陽性率は30%程度である。

第107回看護師国試【午後】

31 インフォーマルサポートはどれか。


  1. 介護支援専門員による居宅サービス計画の作成
  2. 医師による居宅療養管理指導
  3. 近隣住民による家事援助
  4. 民生委員による相談支援

第107回看護師国試【午後】

32 ハイリスクアプローチについて正しいのはどれか。


  1. 費用対効果が高い。
  2. 成果が恒久的である。
  3. 一次予防を目的とする。
  4. 集団全体の健康状態の向上に貢献する。

第107回看護師国試【午後】

33 フィンク,S.L(Fink,S.L)の危機モデルの過程で第3段階はどれか。


  1. 防衛的退行
  2. 衝撃
  3. 適応
  4. 承認

第107回看護師国試【午後】

34 クリティカル・シンキングの思考過程で正しいのはどれか。


  1. 物事を否定的にみる。
  2. 主観的情報を重視する。
  3. 直感的にアプローチをする。
  4. 根拠に基づいた判断を行う。

第107回看護師国試【午後】

35 学習支援として、集団指導よりも個別指導が望ましいのはどれか。


  1. 小学生へのインフルエンザ予防の指導
  2. 塩分摂取量が多い地域住民への食事指導
  3. ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者への生活指導
  4. 3〜4か月児健康診査に来た保護者への離乳食の指導

第107回看護師国試【午後】

36 感染症の成立過程において、予防接種が影響を与える要素はどれか。


  1. 病原体
  2. 感染源
  3. 感染経路
  4. 宿主の感受性

第107回看護師国試【午後】

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37 Aさん(85歳、女性)。左側の人工股関節置換術後10日である。日中は看護師の援助によって車椅子でトイレまで行くことは可能であるが、夜間はポータブルトイレを使用している。 Aさんの夜間の療養環境を整える上で適切なのはどれか。


  1. 足側のベッド柵は下げておく。
  2. 着脱しやすいスリッパを用意する。
  3. ポータブルトイレはAさんのベッドの右側に置く。
  4. 移動時につかまれるようにオーバーテーブルを整える。

第107回看護師国試【午後】

38 1948年に、看護教育の現状等に関する大規模な調査報告書「これからの看護 (Nursing for the future)」を著した人物はどれか。


  1. リチャーズ,L.(Richards,L.)
  2. ブラウン,E.L.(rown,E.L.)
  3. レイニンガー,M.M.(Leininger,M.M.)
  4. ゴールドマーク,J.C.(Goldmark,J.C.)

第107回看護師国試【午後】

39 ノンレム睡眠中の状態で正しいのはどれか。


  1. 骨格筋が弛緩している。
  2. 夢をみていることが多い。
  3. 大脳皮質の活動が低下している。
  4. 組織の新陳代謝が低下している。

第107回看護師国試【午後】

40 麻薬の取り扱いで正しいのはどれか。


  1. 看護師は麻薬施用者免許を取得できる。
  2. 麻薬を廃棄したときは市町村長に届け出る。
  3. アンプルの麻薬注射液は複数の患者に分割して用いる。
  4. 麻薬及び向精神薬取締法に管理について規定されている。

第107回看護師国試【午後】

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41 成人に対する一次救命処置(BLS)において、胸骨圧迫と人工呼吸との回数比で正しいのはどれか。


  1. 20対1
  2. 20対2
  3. 30対1
  4. 30対2

第107回看護師国試【午後】

42 成人男性に対する全身麻酔下の膵頭十二指腸切除術が時に開始されてから40分間の経過を表に示す。9時40分の時点で、間接介助の看護師が医師に確認の上、実施することとして適切なのはどれか。


  1. 輸血を準備する。
  2. 下半身を心臓より高くする。
  3. 加温マットの設定温度を上げる。
  4. 次の尿量測定を40分後に実施する。

第107回看護師国試【午後】

43 インスリン製剤について正しいのはどれか。


  1. 経口投与が可能である。
  2. 冷凍庫で長期保存できる。
  3. 皮下注射は同じ部位に行う。
  4. 飛行機に搭乗する際は手荷物として持ち込む。

第107回看護師国試【午後】

44 廃用症侯群(disuse syndrome)を予防する方法で正しいのはどれか。


  1. 関節固定後の等張性運動
  2. ギプス固定後からの等尺性運動
  3. 下腿の中枢から末梢へのマッサージ
  4. 足底板の装着による下腿三頭筋の収縮

第107回看護師国試【午後】

45 造影CTの際に最も注意が必要なのはどれか。


  1. 閉所に対する恐怖がある患者
  2. 気管支喘息(bronchial asthma)の既往がある患者
  3. ペースメーカーを装着している患者
  4. 既往に上部消化管造影検査後の腹痛がある患者

第107回看護師国試【午後】

46 下垂体腺腫(pituitary adenoma)について正しいのはどれか。


  1. 褐色細胞腫(pheochromocytoma)が最も多い。
  2. トルコ鞍の狭小化を認める。
  3. 典型的な視野障害として同名半盲がある。
  4. 代表的な外科治療として経鼻的な経蝶形骨洞法による下垂体切除術がある。

第107回看護師国試【午後】

47 緑内障(glaucoma)と診断された患者への説明で適切なのはどれか。


  1. 「治療すれば視野障害は改善します」
  2. 「水晶体の代謝が低下して起こる病気です」
  3. 「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」
  4. 「眼瞼のマッサージが眼圧降下に効果的です」

第107回看護師国試【午後】

48 梅毒(syphilis)について正しいのはどれか。


  1. ウイルス感染症である。
  2. 感染経路は空気感染である。
  3. 治療の第一選択薬はステロイド外用薬である。
  4. 梅毒血清反応における生物学的偽陽性の要因に妊娠がある。

第107回看護師国試【午後】

49 老年期の加齢に伴う生殖器および生殖機能の変化で正しいのはどれか。


  1. 卵巣が肥大する。
  2. 腟壁が薄くなる。
  3. 精液中の精子がなくなる。
  4. 男性はテストステロンが増加する。

第107回看護師国試【午後】

50 高齢者の薬物動態の特徴で正しいのはどれか。


  1. 薬物の吸収の亢進
  2. 薬物の代謝の亢進
  3. 薬物の排泄の増加
  4. 血中濃度の半減期の延長




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