「 Dr.カール先生の記事 」 一覧
9 図はアテトーゼ型脳性麻痺児の摂食訓練の様子である。 実施している手技(オーラルコントロール)の目的として適切でないのはどれか。
- 頭部コントロールの援助
- 口周辺の過敏の脱感作
- 口唇閉鎖の援助
- 咀嚼運動の促通
- 舌突出の防止
▶︎ 国試過去問の解答&解説
10 68歳の男性。慢性呼吸器疾患。「最近、入浴すると息切れがする」との訴えがあ る。 入浴指導として正しいのはどれか。
- 片手で髪を洗う。
- 首まで湯につかる。
- 短いタオルで背中を洗う。
- 吸気に合わせて動作を行う。
- 長座位で膝を立てて足を洗う。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
11 57歳の男性。筋萎縮性側索硬化症と診断されて3年が経過。四肢や体幹に運動麻痺を生じてベッド上の生活となりADLは全介助。
- 舌
- 手指
- 口唇
- 呼気
- 外眼筋
▶︎ 国試過去問の解答&解説
12 80歳の男性。体重70kg。介護者は腰痛のある70歳の妻で体重39kg。誤嚥性肺炎による1か月の入院後、下肢の廃用性の筋力低下をきたしている。
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
▶︎ 国試過去問の解答&解説
13 24歳の女性。統合失調症。2か月前からスーパーの惣菜コーナーで働いている。
- 不穏な状態になる。
- 睡眠時間が長くなる。
- 仕事を休みがちになる。
- 仕事仲間に疑い深くなる。
- 仕事上のミスが多くなる。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
14 55歳の男性。うつ病。職場で苦手なパソコン操作を行う業務を担当するようになり、不眠、意欲低下および抑うつ気分がみられるようになった。
- 体力
- 家族関係
- 思考障害
- 作業能力
- 職場環境
▶︎ 国試過去問の解答&解説
15 32歳の女性。統合失調症。デイケアに通所しているが、いつも人を避けるように過ごしていることが多い。
- GAF
- BADS
- WCST
- Rehab
- BACS-J
▶︎ 国試過去問の解答&解説
16 55歳の男性。アルコール依存症に肝機能障害を合併。仕事上のトラブルから連続飲酒状態となり入院治療に至った。
- 断酒の意志の弱さを患者に指摘する。
- 飲みたい場合は少量にとどめるよう患者に勧める。
- 患者の飲酒状況を把握してもらうよう妻に依頼する。
- 体力回復を促すため患者の食事管理を妻に依頼する。
- Alcoholics Anonymous(A.A)への参加を患者に勧める。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
17 17歳の女子。高校年生。高校入学時、身長158cm、体重55kgであったが、同級生に「太っている」と言われ、食事を制限して半年間に12kgやせた。
- 心理的な問題には触れない。
- 食事については、本人の判断に任せる。
- 受容的態度で、健康状態についての本人の考え方を尋ねる。
- 母親の希望を受け入れて元の体重でも肥満でなかったことを説明する。
- 全身的な健康状態を確認する必要性を伝え、臨床検査を受けることを勧める。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
18 8歳の男児。小児自閉症と診断されている。言語発達の遅れがみられ、軽度の精神遅滞を合併している。
- 一度に複数の指示をする。
- 絵やカードを豊富に使い指示をする。
- 言葉より表情の変化で意図を伝える。
- 不適切な行動は時間をおいてから指摘する。
- 個別にではなく集団の一員として声をかける。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
19 79歳の女性。Alzheimer型認知症。趣味の詩吟や洋裁をして過ごしていたが、 75歳ごろから物忘れが目立ち始めた。
- 詩吟
- 洋裁
- 計算ドリル
- 献立づくり
- 立体パズル
▶︎ 国試過去問の解答&解説
20 19歳の男性。統合失調症。幻覚妄想がみられ、両親に付き添われて精神科病院を受診した。
- 医療保護入院
- 応急入院
- 緊急措置入院
- 措置入院
- 任意入院
▶︎ 国試過去問の解答&解説
21 作業療法に関する歴史において誤っているのはどれか。
- Adolf Meyerは感覚統合療法を提唱した。
- 呉秀三は欧州における作業の効果を紹介した。
- Philippe Pinelは精神病者を拘束的環境から解放した。
- 昭和40年に理学療法士及び作業療法士法が制定された。
- 自立生活(IL)運動は患者の自己決定権尊重をもたらした。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
22 あるスクリーニングテストの結果を表に示す。このテストの感度はどれか。
疾患あり | 疾患なし | |
テスト陽性 | 20人 | 20人 |
テスト陰性 | 5人 | 30人 |
小 計 | 25人 | 50人 |
- 20%
- 40%
- 50%
- 60%
- 80%
▶︎ 国試過去問の解答&解説
23 患者に対するOSAについて正しいのはどれか。
- 役割の有無を示す。
- 身体機能の状態を示す。
- 行動状況をVASで示す。
- 生活史をスロープで示す。
- 希望する改善点を優先順位で示す。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
24 作業療法評価に理論とモデルを用いる目的で誤っているのはどれか。
- 疾病を診断する。
- 治療方針を示す。
- 治療の妥当性を示す。
- 守備範囲を明確にする。
- 治療効果の正当性を示す。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
25 我が国の脊髄損傷の疫学について正しいのはどれか。
- 男性よりも女性が多い。
- 不全損傷よりも完全損傷が多い。
- 頸髄損傷よりも胸腰髄損傷が多い。
- 原因はスポーツ事故よりも転倒が多い。
- 受傷年齢は20代をピークとした一峰性を示す。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
26 上肢切断はどれか。
- Boyd切断
- Syme切断
- Pirogoff切断
- Chopart切断
- フォークォーター切断
▶︎ 国試過去問の解答&解説
27 評価法の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
- EuroQolは2つの項目で評価される。
- PGCモラール・スケールは2件法である。
- SF-36は健康関連QOLを測定する評価である。
- 役割チェックリストは20の役割の有無と価値を評価する。
- 老研式活動能力指標は手段的自立と知的能動性の2因子で構成されている。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
28 地域包括ケアシステムに関する説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 2020年を目途に整備を進めている。
- 地域差をなくし、画一的なシステムを構築することを目的としている。
- 障害者福祉センターはこのシステムの中核的機関として設置されている。
- 住まい・医療・介護・予防・生活支援の一体的な提供を目的としている。
- NPO、ボランティア、民間企業等の多様な事業主体が参画するシステムであ
る。
▶︎ 国試過去問の解答&解説
29 道具の把握形態において、編み棒と同じ手の構えをとる道具はどれか。
- スプーン
- 千枚通し
- つまようじ
- 筆
- 包丁
▶︎ 国試過去問の解答&解説
30 脳性麻痺児の粗大運動能力を評価する尺度はどれか。
- PEDI
- GMFM
- K-ABC
- WeeFIM
- MACS(Manual ability classification system for children with cerebral palsy)
▶︎ 国試過去問の解答&解説
31 次の症候のうちGuillain-Barré症候群で最も頻度が高いのはどれか。
- 聴神経麻痺
- 視力障害
- 眼瞼下垂
- 顔面神経麻痺
- Babinski徴候陽性
▶︎ 国試過去問の解答&解説
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