脳卒中後遺症に対してニーズを埋める「ホコトレ」|沖縄脳卒中リハビリセンター 山城貴大(理学療法士)

比嘉
Q ホコトレはどんなサービスですか?

脳梗塞・脳出血の方を主な対象とした、保険外のリハビリ施設です。1回90分、2か月を1クールとしてリハビリサービスを提供しています。吊り下げ型トレッドミル・レッドコード等の機器も完備。沖縄県内で2店舗(浦添、コザ)運営しております。

脳卒中を患った後、回復期病院でリハビリをするわけですが、数か月後に退院する時点においても殆どの方が「もっと~ができるようになりたい」という思いを抱かれていると思います。そこからさらに集中的なリハビリを行いたくても、現在の保険制度では限界があります。ホコトレは、一人一人の「~ができるようになりたい」という目標を実現するため、リハビリの質と量を担保し、「維持」ではなく「改善」に向けたリハビリを提供します。保険外のため、介護保険サービスと併用してご利用いただくこともできますし、日数にしばりなくサービスを受けることも可能です。

また、担当者会議への参加やご自宅の環境確認、担当のケアマネージャー・訪問リハスタッフ・介護施設等との連携を図りながら、会員様の目標達成に向け協働して関わっております。

 

比嘉
Q デイケアやデイサービスとの主な違いは何ですか?

入院中、PTの介入時間は1日1時間以上確保されていても、退院して介護保険サービスに移行した途端、大幅に減ってしまいます。介護保険のリハビリは、一人当たりに関われる時間がどうしても短くなってしまい、かつ集団で行うことが中心となります。弊社が運営するリハビリ特化型デイサービスの場合、週2回通うことを想定して計算すると、個別リハは1回20分×週2回で、月(28日として)2時間40分となります。回復期だとPTの介入が1日1時間で、月28時間です。これだけの差が生じます。ホコトレは、1回90分のリハビリを週に2回提供しています。これだと月12時間ですが、それに毎日30分の自主トレを行ってもらうことで、27時間にまで増やすことができます。ご自宅でもしっかりと自主トレを取り組んでもらうことで、トータルのリハビリ時間を入院中の水準まで高めることを狙います。

また、デイサービスによっては、理学療法士、作業療法士など専門職がいない場合もあります。そういった現状に不満を持たれている方は、実際多いです。

 

比嘉
Q 脳卒中後遺症の方の中でもどんな方が対象ですか?

後遺症の度合いや年齢に関係なく全ての人が対象です。「~ができるようになるまでリハビリを継続したい」とご本人様が強く望まれている場合もありますし、ご家族様が「今以上に~ができるようになってほしい」と望んでご利用いただく方もいらっしゃいます。「歩いて旅行に行けるようになりたい」という方から「一人でベッドから車いすに乗り移りができるようになりたい」という方まで、サービスを利用する目的はいろいろです。

その他、交通事故の後遺症で半身麻痺になった方や脊髄損傷の方も対象です。それぞれの目標としていることに対し、一歩ずつ前進できるようサポートしますので、一度ご相談いただければと思います。

 

比嘉
 ホコトレが目指すカタチを教えてください

医療保険内のリハビリは日数制限がされ、介護保険のリハビリは時間的な制約が生じてしまいます。脳出血・脳梗塞の後遺症を患った方々が十分なリハビリを受けたくても受けられない。このような現実問題があるなかで、そのまま見過ごしていいのか?という思いが、私たちの事業が生まれた原点です。

「リハビリ難民」という言葉があるように、本当に困っている方々がたくさんいらっしゃいます。ホコトレは、当事者の方々が「もう一度豊かな生活を取り戻す」一助になれるよう、サービスを展開していきたいと思っています。

 

療法士紹介

山城 貴大 氏
理学療法士
脳卒中リハビリセンターホコトレ

脳卒中リハビリセンターホコトレ
https://www.rehabix-okinawa.com/hokotore.php

ホコトレFacebook
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