はじめに
今回は、海外リハビリテーション””海外での働き方””についてまとめていこうと思います。
1つでも当てはまる方には参考になる記事になっています。
- 海外 での活動に興味がある
- 英語力 に挫折した、している
- コロナの影響 で諦めた方がいいかな
今回の記事を通して、
私自身、
海外での活動に興味を持ち模索する中で
「青年海外協力隊」に応募することを決め
当時なりに全力を尽くしますが、
英語力が中学生未満で応募すらできず、、、
”語学力”の壁に正面衝突し凹んでいる最中に、
友人の紹介で、今の海外事業を知り””転職””しました。
現在、どれぐらい海外で働いているか?というと
コロナ前は、1年間で約2ヶ月滞在(1週間×4回・2週間×2回)
2022年度は、1年間の滞在(2022年3月〜継続中)
です。
海外に興味を持って、
”理学療法士 海外”で検索すると出てくるのが大体3つ
1.直接各国の理学療法士資格を取得
2.日本で資格を取り、海外に出て各国の資格を取得
3.青年海外協力隊などのボランティアスタッフとして海外に行く
特徴としては、
1.直接各国の理学療法士資格を取得は、
難しいし既に資格取得し働いている人には合わない
2.日本で資格を取り、海外に出て各国の資格を取得は、
英語力と金銭面が課題なので英語学習と貯金をしてね!
3.青年海外協力隊は、
総合的にみていいですよ!!
ざっくりそんな感じかと思います。
それを踏まえて少し別の視点でも書いてみました。
この記事を読むことで、、、
・海外で働く選択肢の視野が広がる
・国によっての特徴をなんとなく知る
語学力0でもどうにかなるんじゃね!?という思いをもとに紹介です。
もくじ
⑴イギリス
⑵アメリカ
⑶オーストラリア
⑵理学療法士 海外インターン」で検索
⑴北原病院グループ
⑵ポラリス
⑶社会福祉法人慶生会 海外事業JPTTC
1.日本で資格を取り、海外に出て各国の資格を取得する
結論
英語と金銭面が課題です!
特徴
・日本で理学療法士資格を取るだけでは不可
・各国の理学療法士免許はその国だけでしか使えない
・その国で有効な理学療法士免許(登録)が必要
具体例
⑴イギリス🇬🇧
・審査を受けて合格する必要がある
・審査を受けることは日本国内でも可能
・かなりの事務手続きがある
(厚生労働省に依頼して日本国内の理学療法士免許を英訳、
卒業した養成校から取得単位についての情報提供を得る など)
・審査にも2ヶ月程度の時間を要する
・英語力:TOEFLで、120点満点中100点必要
アメリカの大学院への留学に必要な点数が80点なので相当高い。。。
・仕事内容は日本と大きな変わりはなく
・初任給も同水準
・「開業権」あり
⑵アメリカ🇺🇸
・州ごとに理学療法士の免許が必要
・審査を受けるための手続きは、FCCPT(物理療法に関する外国資格審査委員会)に依頼
・審査内容は、アメリカで理学療法士資格を取得することと同等水準の知識や能力が必要(ホームページで確認可能)
・アメリカでは理学療法士は比較的ステイタスの高い職業とされています
・「開業権」あり
・自分自身でクリニックを開くことで収入面でも期待できそうです
⑶オーストラリア🇦🇺
・オーストラリア理学療法士理事会という組織が審査
・審査を受けて合格する必要がある
・審査内容は、オーストラリアの養成校卒業と同程度の能力や知識が必要(ホームページで確認可能)
・理学療法の世界においては先進国のひとつ
・各国の理学療法士が働いてみたいと思う人気国
・求められる英語能力もかなり高い
※各国の療法士人数や給与、平均年齢などは最下部の””おまけ””に記載してます
2.国際協力やボランティアで海外に行く
結論
再現性が高く語学力や金銭面的にも好条件⁉︎
(やっぱり当時もう少し注力していれば、、、という思いは正直あります)
特徴
・応募の語学力は中学生レベルのTOEIC
・派遣前に2~3ヶ月の事前研修がある
・2年間の派遣で約200万円ほど得られる
具体例
⑴JICA海外協力隊(以下JOCV)
・比較的安全な低中所得国に派遣
・生活費や活動終了後の活動資金も受け取ることがでる
・病気や怪我をした際のサポートも万全である
・PT/OTの募集は、コロナの影響で減少していたがコロナ前に近い数字まで増加
※ コロナ前:PT35件、OTが40件程度
※ 2022年:PT20件、OT40件程度
⑵「理学療法士 海外インターン」で検索
・各国で理学療法士として働くことを斡旋してくれる団体あり
・参加にあたっては滞在費や旅費などの費用が必要
・ボランティアなのでお金は得られない
・短期間から海外で働く経験が出来る
・仕事をやめずに短期間海外で働くこともできる可能性あり
3.海外進出している組織へ転職
結論
タイミングによっては、チャンスがあるかも⁉︎
これが個人の経験的にオススメです!!
特徴
・医療機関でも保険外や国外への参入が増加している
・事業拡大に伴いスタッフの増員などを考えている場合あり
具体例
⑴北原病院グループ
・どこで? カンボジア、ベトナム、ラオス
・なにを? 「日本の病院まるごと輸出」
⑵ポラリス
・どこで?ベトナム
・なにを? 国内初の自立支援型介護施設
⑶社会福祉法人慶生会
・どこで? 中国
・なにを? 日本のリハビリテーションをアジアへ
さいごに
日本で資格を取り、日本で働くことと比較すると課題やうまくいかないことも多くあると思います。
ただ、語学力や専門的な知識・技術の現状で諦めることもないです。
少しでも
海外で働く選択肢の視野が広がり、
国によっての特徴をなんとなく知ることができ、
諦めかけていた気持ちを再燃することができると幸いです。
一緒にキャリアを構想していきましょ〜!!!
現在、募集中
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おまけ
国ごとの会員数や年齢、年収などの比較!!
日本(人口1億2000万人:世界第10位)
理学療法士:会員数129,875人(免許取得者:約20万人)
平均年齢:33.3歳
平均年収:約409.6万円
男女比:38%が女性
オーストラリア(人口2500万人:世界第51位)
理学療法士:会員数 35190人
平均年齢:38歳
平均年収:$87,625(約700万円)
男女比:68%が女性
USA(人口3億8000万人:世界第3位)
免許取得者 312,716名(2019名)
うち働いている人;約265000名 会員数:64,789
(アメリカは会員ではない人の割合が他国に比べて多いんですね)
平均年齢:41.4歳
平均年収:$74,238(約816万円)
男女比:69%が女性
イギリス(人口6753万人:世界第21位)
協会登録数:59390名
平均年齢:39歳
平均年収:£35,387per year(460万円)
男女比:70%が女性
最後まで読んでいただきありがとうございました!