はじめに
前回のWEEK1では
・キャリアを人生全体で捉えること
・答えは自分自身の中にあること
を改めて認識できたと思います。
今回は、キャリアの3タイプについてです!
「やりたいことから逆算して!!」
「やりたいことのために必要なことは?」
みなさんも周囲への相談や先輩から一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
それって、正解ですか?
やりたいこと(目的地)と必要なこと(方法)はみんな決まっている?
もちろんそんな方もいますが、それ以外にも様々なタイプがある!
今回はそんな内容になっています。
転職を考えているけれど、
・新しい職場から声をかけてもらえていない
・履歴書に書けるような実績がまだない
・そもそも何がしたいかがわからない
仕事柄、普段から目標設定をして逆算する
その思考で考えることが多く
自分自身の将来についても同様に考えて
真面目な人ほど
「分からない」「動けない」方が多い印象です。
(私自身もついついそうなる事あります、、、)
キャリアの3タイプを知ることで
既存の固定概念をぶっ壊していきましょ〜!
【今回の到達目標】
・キャリアの3タイプについて知る
・過去の自分のタイプを知る
キャリア構築
「無意識のうちに、自分と同じ型の人として人と接してしまう」
詳細設計型
(≒キャリアアンカー理論)
自分の目指す方向やこだわるものなどが明確で、そのための経験もクリアに設計する考え方。
方向感覚型
目指す方向やこだわるものは明確な一方で、そのプロセスで起こる出来事や人とのめぐり合わせに対しては柔軟な考え方。
出会い型
(≒プランドハプンスタンス理論)
目指す方向やこだわるものは明確ではなく、出会いや縁を大切にして生きるという考え方。好奇心で動く人。
目の前の仕事や役割をこなす中で変化する人。
実践
3つのタイプを把握した上で、2つのワークでより理解を深めていきましょう!
①これまでの自分自身のは、どのタイプに近いのか?
(過去の経歴を振り返る、進学、部活、バイト、就職など)
②憧れの先輩や尊敬する人の経歴の話を聞いてどのタイプか?
(今の姿だけでなく、どのような思考と経験で今の状態に至っているのか?)
ある研究で成功した人へのアンケートから
約8割は予測していなかった出会いや経験からキャリアアップした
そうです。
それが、”計画的偶発性理論”
3タイプで言うと「出会い型」に近い内容です。
計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)
心理学者ジョン・D・クランボルツ教授が1999年に発表したキャリア理論。
詳しく知りたい方は、過去の記事をチェック👇
さいごに
今は、明確な目標がなくても
漠然とした夢やこう在りたいという
方向性があれば十分いいのではないかと思います。
もちろん、その夢や方向性がどんどん変わることも変化している証です。
正解は1つではないし
そもそも正解という概念がないかもしれません
目の前の出会いや出来事に向き合いながら、
今の役割を果たすことがキャリアアップの近道になるかもしれません!
求人情報
次の記事
おまけ
私自身、「詳細設計型」が正しい!!と思って沖縄から大阪へ就職しました。
実際の現場や活動を通して「思っているより上手くいかないし、思ってもない出会いがきっかけになること多い!!」と感じるようになりました。
計画は多少考えますし、予測もして動きます。
でも「これだ!」と思ったときにはすぐに行動するように意識しています。と言うより気づいたら動いていることが多いです。
それができている時の方が自分はいい傾向にある感じがあります。
悩み考えることもありますし、悩むことはそれだけ向き合っている証拠だと思います。
真面目で正解を追い求めている方ほど、複雑な社会や人生の中では正解は1つじゃないよ〜って肩の力を抜いて一歩踏み出すことができるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
【引用】
・キャリアカウンセラー養成講座
・穆如清風ー複雑系と医療の原点 中田力