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理学療法士の臨床論

セミナーへの参加は重要ではありません。行かなくても大丈夫です。

更新日:

最近は、理学療法士や作業療法士を対象にしたセミナーが非常に多くなりました。

中には、かなり高額かつ、怪しげな技術系のセミナーもありますよね。

後輩理学療法士から、「けっこうお高めのセミナーコースに申し込んでしまった事を後悔している」という話をつい最近耳にしました。

その話を聞いていて、根底にある問題を考えてみると、若手療法士なら誰でも同じ状況になりうる事だと思ったので記事にしました。

 

理学療法士として成長するためにセミナーへの参加は重要ではありません。

結論から言うと、セミナーに行かなくても大丈夫です。

 

ここ数年は、セミナー団体を立ち上げて、メンバー内で認定講師や、インストラクターとなり、独自のカリキュラム作成して継続的なセミナーコースを行っているところを見かけるようになりました。

その多くが一過性に急激に盛り上がって、その後は衰退・・・。と思ったら、また似たような団体が立ち上がると言う感じです。

 

以前は、海外で既に運営実績の長い有名なセミナーを、日本人インストラクターが誘致するという事が多かったのですが、今では、自分たちで団体を立ち上げて、"それっぽく"運営するところが増えてきた印象です。

 

セミナー団体立ち上げ自体に問題はないと思いますが、このような形態で運営されているセミナーは、かなりの良し悪しの差がある印象です。

その他にも、個人でセミナーを開催している人も増えてきていますね。

 

以前より情報発信が容易になったのが一因かも

セミナー団体や個人が、情報発信できる場が増えてきたのが一因と思われます。

  • ブログで情報発信し、個人や団体の名前が浸透した段階でセミナーを告知し集客
  • SNSで認知度を高めたり、インフルエンサーに拡散させてもらい集客
  • インターネット広告を出す事で集客

スマホを触っていると、意図的にセミナー情報を探さなくても、多くの勉強会募集のお知らせを目にするようになりました。

 

SNSで、不安が顕在化される人が増加

以前は、臨床でぶつかる壁に直面し、それを解決するためにセミナーに参加するという位置付けだったのが、

今はどちらかと言うと、

「自分でもよく分からない、何となくかかえる不安」

を解消するためにセミナーに参加する人が増えています。

僕に相談してくれた方も、まさにその漠然とした不安をが、セミナー申し込みの大きな要因だったようです。

 

現場でかかえる問題というよりも、SNSや広告などで目にする情報発信に触れ、

「このままじゃ自分はヤバイのかな?」

となり、参加を決意するという感じです。

 

情報発信→それを見た人たちの不安の顕在化

広告を積極的に出すセミナー団体では、その広告を何気に見た人たちの不安の顕在化が非常に上手です。

戦略的に作らているので、その戦略を知っていないとまんまとひっかりかります。

 

例えば、

これまで治せなかった症状を3分で解決できるテクニックを無料で教えます!

 

こういった広告の多くは、「無料!!」がスタート地点なので、

ついつい資料請求をしてみたり、体験セミナーに参加してしまうわけです。

「無料で受けられるから、まずは試しに行ってみよう」

 

となると思いますが、これは、

無料で人を集めて、そこから有料コースへ勧誘するための入り口にすぎません。

 

ざっくりとした説明ですが、

「不安だからとりあえず無料セミナーに参加した人たち」に対して、

さらに不安を煽って煽りまくり、

「この不安を解決するためにベストな方法が、このセミナーでテクニックを学ぶ事!」

「今なら、特典付きで申し込めますよ。」という感じです。

 

場合によっては、申し込みを躊躇する人に対しては、

「この成長できるチャンスを見過ごすというのは、療法士として情けない。」

と言われたり、

参加を決めた人をやたらと賞賛するなどして、

申し込まない事に罪悪感を感じさせられるケースもあります。

 

大切な事は自分と向き合う事、そして目の前の臨床で起きている事を大切にすること

セミナーが、あまりに増えてすぎて、どれに参加したら良いか分からないという声も聞かれます。

その時にするアドバイスは、

「どれに参加したら良いか分からないという時点で、どれにも行かなくて良いと思うよ。」

と返しています。

セミナーの良し悪しは、結局のところ、自分自身が解決すべき問題へのアプローチになっているかです。

上記で挙げた例も、その人の何となくの不安ではなく、具体的な問題を解決するための一手段として選ばれたセミナーであれば高額であろうと何ら問題はないはずです。

漠然とした不安は、セミナーを受けたところで解決はせず、そのまま不安として残り続けます。

 

この不安が、どこから起きているのか、自分としっかりと向き合って下さい。そして目の前の臨床で起きている事をまずは大切にして下さい。セミナーへの参加は、理学療法士として成長するために重要ではありません。行かなくても大丈夫です。

 

この記事を書いた人

たなはら (理学療法士)

twitter:@boooo_boo_jp

理学療法士のお仕事をテーマに「めでぃまーる」に寄稿しています。
新人〜若手療法士を対象に書かせて頂いています。良かったら他の記事も読んでみて下さい。最新記事のお知らせは、twitterからご報告致します。

 

Dr.カール
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