はじめに
過去のWEEK1~2で
・キャリアを人生全体で捉える
・答えは、外の情報ではなく自分の中にある
・自分のキャリアパターンがどのタイプか?
を把握することができたと思います。
今回は、転職に向けた”自己分析”の第1歩目です!!
そもそも、なぜ「転職したい」と言う感情が出てきたのか?
あなた自身が何目的で、そこを深堀りする方法をお伝えします!!
自分自身の感情は
自己分析をする上で非常に重要で
たくさん”ヒント”が隠れています
あなたの働く目的について
『転職理由』と向き合うことは非常に重要!!!
なぜなら、
その理由を把握していないと
良かれと思って転職した先でも
同じような感情になって、
ただ転職を繰り返すことになりやすいからです
【今回の到達目標】
・転職したい理由と向き合う
・自分が何目的で働く傾向があるかを知る
Q.転職したい理由に1番近いのは?
①給与面
②シフトや休暇取得
③やりがい
選んだ方は、その番号の詳細まで進んでいきましょ~!!
① 給料面
「金銭目的」の傾向があります!
”成果をお金で評価”してもらえる環境
成果をあげることで見返りがあると頑張れる!方が多いです。
一般的には営業職のような歩合制をイメージするといいかも知れません。
⑴「なぜお金が欲しいのか?」「いくらぐらい必要か?」理想を具体的に整理する。そして、理想を考えた後に、現状はどうか書いてみましょう。(理想⇨現状)
⑵あなたが今の組織で挙げている成果と給料を計算してみましょう!!”給料÷成果”は何%になりましたか???
■療法士の場合
(1日の単位数×出勤日数)+(各種書類単価×枚数)×12ヶ月=年間売上
それ以外にも組織に還元している数字があれば+αしてみましょう!
売上から、リハ室関連の費用を引いた額が利益になります。
業界によって異なりますが、
一般的に労働分配率は50%程度には抑えましょう~って言われることが多いです。
(労働分配率(%)=人件費÷利益×100)
一歩間違えると、計算すると給料が下がってしまう!!
という方も少なくはないのではないでしょうか??笑
②シフトや休暇取得
「安定目的」の傾向があります!
休暇の取得や福利厚生などの保証が安定している環境
だと安心して働ける!という方が多いです。
療法士は②の方が多いのでは?という印象です
少し深堀すると、より転職先の選択にも活かすことができます。
⑴職場では、休暇の取得や残業時間、福利厚生などはどう感じていますか?
⑵現状のシフトや休暇で悪影響を及ぼしていることは何ですか?また、どのような勤務形態(時間や曜日など)だとそれが解消できそうですか?
■療法士の場合
基本的には9-17時などの勤務形態が多いと思います。
・休暇の取りやすさ
・シフトが決まるのが遅い、早い
・対応以外の残業が多い。などなど
現状の気になる部分を踏まえて、
それが自分自身の安定した生活にどう影響しているかを整理してみましょう!
③やりがい
「自由目的」の傾向があります!
やりたいことでの成果を重視してくれる環境
自分のペースで働くことに重きを置いている方が多いです。
⑴ 今の環境で、どの点にやりがいを感じないですか?また、どのように変化すればやりがいを感じそうですか?
⑵ 今の職場で果たしている責任はどのようなことがありますか?(他スタッフと同様の単位数や書類以外)
自由には責任が伴います。
・責任を果たしているにもかかわらず評価されていないのか?
・果たしている責任がまだまだ不十分なのか?
・自分の自由わがままばかり考えているか
によっても意味合いが変わってきますね。
単位数や書類業務など
言われたことをやるのは当たり前です
+αをどのように実践し提示するか?が責任になりますよね
さいごに
自分自身の考えや近況に加えて
置かれている環境や役割によっても3つの目的タイプは変化します
今の環境では、
「私は〇〇目的の傾向があり、~~の部分が今の職場では満たされていない」
と言語化できれば、
ただ、「なんとなく転職したい!」状態より自分のことをより深く理解することができます
今後の自己分析にも繋がる内容になるため、自分が「何目的」で働いているのか??
3つのタイプからその傾向があったか把握して、覚えていてくださいね!
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【引用】
・キャリアカウンセラー 養成講座