沖縄・那覇市が出産後の母親を対象に「産後健診」の実施を検討している。来年2月の市議会で可決されれば、同年4月より実施を予定している。那覇市が検診費用1回上限5000円として助成し、無償化する。産後女性の身体的な回復のみではなく、精神状態も含めて支援する考えで、産後うつなどの発症を予防するのが目的。
助成費用は国や県の補助金を活用する予定。受診票は那覇市保健所で親子健康手帳の交付時や、医療機関などで発行することができる。
従来、出生児の健診に併せて、母親の健康状態をチェックしていたが、母親の健康状態を支援するサービスの整備が目的となる。
産後女性を社会で支える動きは、全国的に進んでおり、先日厚労省も「妊婦加算の廃止」を前向きに検討している。出生率が高い沖縄は市町村単位でも支えるサービスが充実に期待したい。
(参考:2018年12月14日琉球新報)
那覇市が産後健診を助成
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