自分の強みの生かし方とは?
~ボディワークライセンスの生かし方~
強みを見つける必要性について
なぜ、強みを見つける必要があるか?
理学療法士の人口は現在1年で1万人増加している現状があり、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)は2040年頃には供給が需要数のPT1.4倍、OT1.2倍へ上がる見通しと言われています。
どういうことかというと、もうPT、OTの資格を持っているだけでは社会からは求められる人材になれないかもしれないということですね。
もう資格を持っているだけでは…ということになります。
ですが、PTの知識の需要はたくさんあります。
「ウェルネス」って言葉をご存知ですか?
(Wikipedia)
健康関連で私たちの知識や技術を取り入れることで、より社会から必要とされる枠組みはたくさんあるはずです。決して難しい知識が必要なわけではなく、私たちにとって当たり前の知識でも、それをシンプルにわかりやすく伝えることことで、社会に必要なコンテンツにもなり得ます。
従来の働き方は、1つの病院で長く勤務し、経験年数とともに役職につく。年功序列を取り入れている企業が47%という数字が出ています。(2017年情報)
セラピスト人口が増加し、
需要と供給のバランスが崩れるであろう将来は、
fa-arrow-circle-o-right自分の強みを知る
fa-arrow-circle-o-right自分の知識を活かせる場を考える
ことが必要で、
年功序列を待つのではなく、
キャリアを逆算して行動することが必要になってきます。
自分の強みを見つけるためのワーク
組織の中だけではなく、個人でも自立できる力を
自分の強みってどうやって見つければいいのでしょうか?
まずは、自分のできることをリスト化しよう!
リスト化のポイント
・小さなことでいい
「誰かに褒められた」
「時間を忘れちゃうこと」
「休日に自然とやっちゃうこと」
・新しく何かを学ぶ必要はありません
ますは今までを振り返ってみましょう!
その中から組み合わせられそうな2つを選択します。
「理学療法×○○」
例えば、
「理学療法×ライブが好き」
音楽に関してこの知識を生かせないか?
フェスのコンディショニングブースなどで力を発揮できないか。
「理学療法×寝るのが好き」
枕やマットの開発にPT知識を生かせないか?
などなど、
2つがかけ離れて入れば、もっと面白い!
臨床に活かせるボディワークライセンス
ボディワークライセンスの臨床での生かし方
資格はインストラクターとして活躍するためには必要。
しかし、資格自体はただの名称。
知識に価値がある。
臨床に活かせる考え方
- 各姿勢ごとの基本姿勢
- 運動の難易度を変える方法
- 可動域を上げるための呼吸
運動療法にこだわる理由
エビデンスレベルを見ても、慢性疼痛には運動療法と明確に出ている。
徒手療法が低く出るのは、個人の技術の差が影響しているのだろう。
ボディワークライセンスの生かし方
fa-arrow-circle-right立位以外の姿勢ポイントも臨床へ
fa-arrow-circle-right運動の種類をたくさん覚えるより、まずは同じ動作で難易度の変更を(姿勢・呼吸を意識して)!
講師
株式会社エバーウォーク
嘉本梨花
理学療法士
ピラティスインストラクター
PT予備校講師