厚生労働省は29日、医療機関のウェブサイトで、治療を受けた患者の体験談や手記の掲載を禁止する方針を決めた。治療効果は患者ごとに異なる上、主観が加わるため、サイトを見た人を誤解させる恐れがあると判断した。一方、医療機関から報酬を得ずに、患者が口コミサイトなどに書き込むのは広告に該当せず規制の対象外となる。
(毎日新聞、2017.11.29)
今回の改正医療法は、医療機関に対する規制ですが、療法士業界で増加している自費の治療院に関しても同様に気をつける必要がありますね。
ただし、患者の知る権利への配慮により、治療内容や副作用など詳細な説明を加える場合は禁止しないようです。
まとめ
・ウェブサイトによる患者の治療効果、手記の掲載禁止
・治療前後のビフォア、アフターの掲載禁止
・ただし、細かい治療内容や、副作用など、詳細な情報追記で禁止しない。
【厚労省 医療改正法】