足関節の構造(しくみ)とその特徴
足関節(距腿関節とも呼ばれる)は、下肢の末端の大関節で、蝶番関節と呼ばれる自由度の低い(自由度1)関節です。
距骨(きょこつ)と、下腿の腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)が靭帯でつながることで構成されています。
足関節の動きに関連する筋肉
主作用筋肉 | 補助筋 | |
底屈(屈曲) | 腓腹筋、ヒラメ筋 | |
背屈(伸展) | 前脛骨筋 |
足関節運動の特徴
底屈(屈曲) | 0度〜45度 |
背屈(伸展) | 0度〜20度 |
足関節の代表的な病気・疾患
- 捻挫(靭帯損傷)
- 果部骨折
- アキレス腱周囲炎、滑液包炎
- 関節リウマチ
- アキレス腱断裂
- 変形性足関節症
- 痛風、偽痛風
- 足関節不安定症
- 足根菅症候群
- 踵骨骨折
- 踵骨棘、足底腱膜炎
- 踵骨骨端症