おきなわ転職メディ|医療職の求人情報を掲載・随時更新中

おきなわ転職メディ

求職者への大切なご案内クリックで表示

エントリーの際は「めでぃまーるで求人を見た」で採用確率をUP!
ゆいちゃん

掲載されている求人情報のうち、担当者が直接コンタクトをとっている病院・施設については、めでぃまーる経由の応募者を優先して頂けるようにお願いしています。

もし、転職めでぃまーるに掲載されている求人情報に直接エントリーする場合は、「めでぃまーるで求人を見た。」とお伝えする事をおすすめします。

なお、優先紹介制度を利用したい求職者は、こちらからご登録下さい。

 

転職すると年収ダウン? ライフイベントにおける仕事・給料・転職の悩み


更新日:

転職を考えて、色々調べてみると、「転職で年収アップ!」「高給求人を紹介してもらえる!」なんて文言の広告をよく見かけますが、この転職によって給料が上がった・年収が上がった!という話は、本当なのでしょうか?

もちろん、個人差・地域差があるので、「うそ」か「ほんと」か、というような意味ではなく、転職する事により、年収アップできる可能性ってどれくらいあるのでしょうか。

 

看護師ではなく、「一般職の転職」の年収はアップ?ダウン?

転職実態調査アンケート「転職して、年収は変化しましたか?」

(複数転職している場合は、直近の2社を比較してください。

  • 上がった:26%
  • 変化なし:19%
  • 下がった:55%

あれれ?転職したせいで下がった人の方が多くないですか?年収が下がった人は半数以上にものぼります。

逆に上がったという人は、26%しかいません。

看護師の転職の場合はどうでしょうか?

一般職と違い、看護師という専門職の場合は少し様子が変わってくるのではないか?と思う人も多いと思います。

しかし、実は、一般職でも、看護師でも、転職で年収アップする人の割合は相当少ないんです。

転職後の収入を聞くと、年代による若干のばらつきはあるものの、上がった人は2割前後に止まります。そして、約3割が「変わらなかった」と回答しており、これまた一般職同様に看護師の半数が転職によって年収がダウンしています。

なので、年収アップ目的だけの転職は、あまり現実的ではありません。(もちろん、年収がアップする人もいます。)

どんな看護師が転職で年収アップを望めるの?

基本的には、普通に働いているにも関わらず、年収がその地域の平均以下という看護師です。

休みが多く就業時間が短かったり、夜勤は一切なしの条件の場合は、また話が変わってくるのですが、看護師の平均的な働き方をしていれば、通常であれば、平均年収がもらえるはずです。

それなのに、年収が平均より低い人は、転職による年収アップは割と簡単かもしれません。

逆に、平均年収より貰っている人が、欲張って、もっと高い年収を!と転職すると、後悔するはめになります。

転職は「収入アップというよりも労働条件の改善」と解釈した方が健全です。実際に、転職サイトを利用して転職した人の満足度は高い傾向にあり、

  • 自宅からより近い場所で働きたかった。
  • 勤務時間にゆとりがほしかった。
  • 苦手な先輩とサヨナラできた。
  • 育児をしながら働ける環境になった。

というような、労働条件や人間関係面の改善に重きが置かれています。

そして、先ほどあげた説明に戻りますが、半数以上が年数が下がっていない結果となっているのを考慮すると、「収入は同レベルを維持した上で勤務条件・環境が改善されたために、転職サイト利用者の満足度が高い」という構図が見えてきます。

 

では、なぜ、一旦年収は落ちるのか?

基本的には、転職1年目は「ボーナスが支給されない。」という事と、「最初の1〜3ヶ月は研修期間」という扱いになっているためです。

これは、どこの職場に転職しても、ほぼこの現実からは逃れる事ができません。

なので、転職すると結果的に年収は下がります。転職後2年目からの数字と比較しなければ、本当の意味での年収変化は分かりません。

これについては、正確なデータは出ていませんが、同じ「看護職」としての転職で、基本給が同じであれば、年収は大向け維持できているはずです。

 

転職すべきタイミングってあるの?

  • ライフイベントに伴うタイミング
  • 人間関係や、職場でのトラブル

これが、看護師が転職を決意する大きな理由です。

もし現在の職場で居心地が悪いと感じている場合、転職のタイミングはいつがベストでしょうか?

答えは簡単です。

早ければ早いほど痛手が少なくてすみます。

 

もし、時間をかけてやっと少しずつ昇給した!と思っても、転職のタイミングでは年収が落ちます。

どうせなら、さっさと転職を済ませて、翌年からの回復を待つ方が、転職による傷口が小さくなります。もちろん、転職時にどうにか「年収が落ちない残りの5割」に入れるように努力も必要になります。

でも、ある程度年収ダウンの覚悟をして、できるだけ早く、長く務める事ができそうな職場を探す方が長期的には優れています。

 

実際、次々とライフイベントが重なってくると、転職による年収ダウンのリスクは想像以上に恐ろしいです。

これは、看護師に限った事ではないですが、ライフイベントによってどれくらいのお金が必要になってくるかをまとめました。

これを見ると、できるだけ早く、自分に合った良い職場を見つけて転職を済ませようと思うかもしれません。

 

ライフイベントの中で、単発でかかってくるお金

マイカー(新車)購入費

100万円〜500万円

 

結婚費用

470万円

 

出産費用

49万円

(一人目、二人目〜)

 

生活費(結婚、出産、育児etc)

結婚生活費(30歳〜65歳)

1ヶ月平均  29万円/世帯
35年間合計 1億2453万円/世帯

 

教育資金

969万円/子供1人

※ すべて私立の場合は、2,230万円

 

住宅購入費

3,400万円〜4,500万円

 

リタイア・老後の生活費&介護費用

1世帯あたり平均27万円/月
プラス介護費用16万円

極一般的な暮らし 1ヶ月平均22万円
ゆとりある暮らし 1ヶ月平均36万円

極一般的な暮らしで老後10年 2676万円
ゆとりある暮らしで老後10年 4392万円

 

85歳まで生きると過程した場合

極一般的な暮らしで老後20年 5352万円
ゆとりある暮らしで老後20年 8784万円

 

「転職すると年収ダウン? ライフイベントにおける仕事・給料・転職の悩み」まとめ

実際にナマナマしい金額を見てどう思ったでしょうか?

焦って転職するのはよくないですが、目先の年収ダウンを気にして動けずにいると、一生動けなくなります。

「来年には、結婚準備で◯◯円を用意しないといけない!」

「住宅ローンを組んだため、年収が下がる可能性のある転職はできない。」

そうなってくると、どれだけ今の職場が辛くても、移動する事は許されなくなります。

もし、今動きやすい状況なら、今がチャンスと思って看護師の転職市場を鋭く見つめている必要があります。

 

そして、いざ転職するとなったら、年収アップもしくは、年収維持のグループ(5割)に入れるように転職活動を進めて下さい。

 

Copyright© おきなわ転職メディ , 2024 All Rights Reserved.