新人看護師が自殺「お前はお荷物だ」労災認定されず遺族が再審査請求(北海道釧路市)
公開日:2017/03/26
北海道釧路市の総合病院に勤めていた36歳の新人看護師が自殺しました。
遺書には、「お前は手術室のお荷物だ」と言われたと残されていて、遺族が、職場でのパワハラが原因だとして、労災認定を求めていました。
採用から僅か半年で自殺したのは、職場内でのパワハラが原因だとして労災認定を求めましたが、「関係者への聞き取りなどから、パワハラがあったとは確認できない」などとして認められず、現在は、国に再審査請求をしているそうです。
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一方、病院側は、テレビ局の取材に対し「コメントを差し控えたい」としているそうです。
新人看護師をめぐっては、札幌市でも、自殺した女性看護師の家族が、裁判所に訴えを起こすなど、労働環境の改善を求める動きが強まっています。