訪問リハというキャリア  〜「自分らしく生きる」を支える仕事のリアル〜

沖縄最大規模の在宅支援の事業を展開する
株式会社ベストライフ

同社が掲げるスローガンは

私たちは、クライアントの「自分らしく生きる」を実現するため、
クライアントの「その人らしさ」とは何かをともに考え続ける。

この理念を体現する現場のひとつが「訪問リハビリ」です。

病院や施設とは違い、
利用者の生活の場に入り、人生そのものに寄り添うリハビリ。

今回は、実際に訪問リハの現場で働くセラピストに、
そのリアルを聞きました。

 

寝たきりから外出へ

訪問リハで起きた回復のストーリー

クラセル小禄で働く垣花さんに、印象に残っている利用者のエピソードを聞きました。

半年前、寝たきり状態から訪問リハがスタートした利用者様がいたといいます。

最初は、できることを一つずつ整理し、
小さな目標を積み重ねながらリハビリを進めていきました。

「少しずつできることを明確にして、細かく目標を設定しました。」

リハビリを続けて約5ヶ月。

その利用者様は、家から外へ出られるまでに回復。
さらに、同社のデイサービス「リハビックス」でのリハビリにも通えるようになりました。

訪問リハの頻度も、週3回から週1回へ。

寝たきり状態からここまで回復する事例は、決して多くありません。

「自分が立てた目標と、それに合ったリハビリを提供できていたんだと感じて、とても嬉しかったです。」

訪問リハでは、こうした“生活の変化”を目の前で感じることができます。

クラセル・垣花さん

訪問リハの1日

現場はどんな働き方なのか

訪問リハでは、1件あたり40分程度のリハビリを提供します。

1日の訪問件数は
午前3件、午後3件ほどが目安。

作業療法士や理学療法士など、職種ごとに役割を分担しながらチームで対応します。

「どんなリハビリを実施するかはセラピストによって違います。
だからこそ、日々勉強が必要ですね。」

訪問リハでは、セラピストの判断力や経験がそのまま結果に反映されます。

訪問だから見える「生活」

訪問リハのやりがいについて聞くと、こんな言葉が返ってきました。

「リハビリをしていない時に、
『散歩に行けました』とか
『コンビニまで歩いて買い物できました』と聞くと嬉しいですね。」

訪問リハの成果は、リハビリ室ではなく「生活の中」に現れます。

日常生活の中でできることが増える。

それが訪問リハの一番の価値です。

訪問リハは甘くない

現場で感じるリアル

一方で、訪問リハには厳しさもあります。

クラセル泡瀬で働く作業療法士の呉屋さんはこう話します。

「正直、大きな達成感を感じることは少ないと思います。」

リハビリは、建築のように“完成物”がある仕事ではありません。

例えば、脳出血で寝たきりになった利用者が、少しずつ回復して起き上がれるようになったとしても、それはゴールではありません。

「起き上がれたら、次の目標があります。」

リハビリは、常に次のステップがある仕事。

一つひとつの回復を積み重ねていくことが、この仕事のやりがいだといいます。

クラセル・作業療法士 呉屋さん

クラセルではセラピストの見学・相談受付中
備考欄に「オキセラを見ました」と記載するとスムーズです。

在宅だからこそ見える「その人らしさ」

訪問リハが理念と深くつながっている理由について、呉屋さんはこう語ります。

「訪問リハは在宅生活を支える仕事です。
自分らしく生活できる自宅でのリハビリは、ご利用者様のリアルが見えます。」

病院では見えない生活。

家族との関係。
普段の生活動線。
日常の悩み。

それらを理解した上でリハビリを提供できることが、訪問リハの特徴です。

求めるセラピスト像

訪問リハに向いているセラピストとはどんな人でしょうか。

垣花さんはこう話します。

「ご利用者様のために何ができるのかを考えて行動できる人ですね。」

リハビリは対人援助職。

利用者の目標とセラピストの考えがずれてしまうと、意味のある支援にはなりません。

そのため、コミュニケーションは欠かせません。

一方、呉屋さんはこう語ります。

「甘い気持ちでは訪問リハはできないと思います。」

訪問リハは、利用者の人生に関わる仕事。

だからこそ、学び続ける姿勢が必要だといいます。

沖縄でキャリアを考えるセラピストへ

訪問リハは、病院や施設とは違う形でリハビリの力を発揮できる現場です。

利用者の生活に寄り添い、
その人らしい人生を支える。

その積み重ねが、地域のリハビリを支えています。

もし「生活に寄り添うリハビリ」に興味があるなら、
訪問リハというキャリアは一つの選択肢かもしれません。

 

クラセルではセラピストの見学・相談受付中
備考欄に「オキセラを見ました」と記載するとスムーズです。

オキセラ論評

沖縄で地域リハビリの分野を見ていると、
いま確実に存在感を高めている会社の一つが
株式会社ベストライフです。

沖縄で最も多くのリハビリ特化型デイサービスを展開し、
そこを起点に事業を広げてきました。

現在では

・訪問看護ステーション
・訪問介護
・グループホーム
・脳卒中の自費リハビリ
・就労支援事業

など、在宅医療・介護領域で事業を拡大しています。

その成長スピードは、沖縄の介護・リハ業界の中でもかなり早いと感じています。

地域リハの領域でここまで事業展開している会社は、沖縄では多くありません。

今回インタビューしたセラピストの言葉からも、

  • 利用者の生活を見ながらリハビリを考えること

  • 小さな回復を積み重ねていくこと

  • 常に学び続けること

そんな訪問リハのリアルが伝わってきました。

沖縄で地域リハに関わりたいセラピストにとって、
ベストライフのような環境は、成長できる選択肢の一つかもしれません。

オキセラでは、沖縄で挑戦しているセラピストや企業をこれからも紹介していきます。
「沖縄のセラピストの可能性を広げること」
それがこのメディアの目的です。

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