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変形性膝関節症について

変形性膝関節症とは?

日本人に多く、男性が2割に対し女性約4割で、特にO脚変形の女性の方に多いと言われています。

原因は様々ですが、特に加齢に伴う老化、肥満、外傷などの関与が大きい病気です。

膝関節は体重の負荷が大きくかかる部分であり、膝周囲の筋力や靭帯が体重負担を軽減するため、膝筋力が弱っている人や、膝関節の靭帯を傷めた事がある人などは、変形性膝関節症になるリスクがあります。

症状が悪化すると、歩行スピードの低下や歩行困難になり、杖を必要としたり、手術適応となることもあります。

Dr.カール
ここでは、変形性膝関節症の症状、原因、診断について説明していきます。手術方法やリハビリ動画の紹介もあるので、膝の痛みで悩む人は合わせてチェックして下さい。

 

変形性膝関節症の症状

初期症状は動作始めや立ちあがり、座る時などに痛みがあります。

しばらく歩いていると膝の痛みが治まるため、初期症状を放置してしまう人が多いとされています。

症状が進行すると痛みが強くなり、膝関節を曲げたり、伸ばしたりすることが困難(関節可動域制限)になり、しゃがみ込めないなどの日常生活動作に大きな支障を及ぼすようになります。

重度になると歩くことが難しくなったり、安静時でも痛みがでたりします。

また膝関節内に水が溜まる関節水腫は、溜まった水で関節周囲が腫れたり、痛みを伴い曲げ伸ばしにも大きな影響がでます。

 

変形性膝関節症の原因と病態

膝関節内にある関節軟骨がすり減って起こる炎症と関節変形が生じて、膝に痛みが現れます。

主に膝の内側の軟骨の摩耗が原因の内側型変形性膝関節症(ないそくがた、O脚)を発症する人が多くいます。

加齢による老化、体重増加による肥満、関節炎などの外傷によって引き起こされることもあります。

また、日本人の生活習慣や食生活、遺伝子、女性では閉経後のホルモンバランスの乱れや変化による骨粗しょう症も影響されていると言われています。

 

変形性膝関節症の診断

病院やクリニックなどで問診、足のO脚所見、膝の炎症症状である痛みの状態や関節水腫の有無、必要に応じてレントゲン撮影やMRIなどの詳しい検査を行ったうえで、医師により診断されます。

O脚は脚を閉じてまっすぐ立った時に膝の内側に隙間がある状態を指していて、右膝と左膝の間が大きいほど関節変形は強くなっています。

また逆に、太ももがくっついて、足首が膝より外側に位置している場合はX脚と言います。

X脚となる変形性膝関節症を外側型(がいそくがた)と言います。

いずれも手術適応となれば、関節内視鏡、脛骨高位骨切り術や人工関節置換術などがあります。

 

変形性膝関節症の治療法

手術

  • 全人工膝関節置換術(TKA)
  • 人工膝関節単顆置換術(UKA)
  • 高位脛骨骨切り術(HTO)

 

薬・サプリ

  • 消炎鎮痛剤
  • フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)
  • ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
  • シアノコバラミン(ビタミンB12)
  • ニコチン酸アミド
  • パントテン酸カルシウム
  • ガンマ-オリザノール

関節痛は、関節軟骨と、筋肉の痛み、神経性の痛みが混在している症状です。軟骨サプリを飲んでも、鎮痛効果がないと言われており、軟骨が再生することもありません。

もし、サプリを検討するなら、神経・関節・筋肉全体に作用する医薬品が有効です。

 

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