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「ダイエット栄養学」

このシリーズは、インターネット上で公開されている他のWEBページや、健康特集雑誌などの中でも、とりわけダイエット成功に直結するものになっていると自負しています。

「太るメカニズム」について再考し、まずは間違った情報と正しい情報の整理をしたうえで、科学的根拠に基づく確かな情報と具体的な方法論についてできるだけ平易な言葉で説明しているからです。

シリーズ記事の一覧をチェック

twitterとの連動を強く意識している点も、このシリーズの特徴の一つです。

読み進めていくと、【 ダイエット専門doctor 】による多数のtweetが埋め込まれている事に気付くと思います。

主に、注釈や関連情報などを掲載しているので、シリーズ記事の本文と合わせてご利用ください。

このページをベースに関連する内容についての詳しい解説については各論ページを数記事設けています。

このシリーズを全て読み終えただけで、体重が落ちている事はありませんが、ダイエットの取り組み方にきっと良い変化が起こるはずです。

著者:ダイエット専門doctor
編集:Medimarl

 

1.巷にあふれるダイエット ノウハウの多くは「間違った方法」

巷には、間違ったダイエット理論があふれかえっています。

現代の医学は、めざましい発展を続けているにも関わらず、肥満の人は増え続けています。

また、太った医師が、太った患者に食事制限とウォーキングをすすめていたりします。

 

間違った方法で指導された人の中には、なかなか体重が落ちていかない事を嘆いた時に、「やる気」が足りないと言われたり、隠れて食べていると疑われるような辛い経験をした人もいると思います。

間違ったダイエット方法の代表である食事制限ダイエットは、頑張れば頑張るほど辛く、そして体を蝕んでいきます。

成果が出るなら頑張れるかもしれませんが、成果が出ない事にいずれ気づきます。こうなってくると、食べるも地獄、食べないも地獄です。

いつの間にか、自分は痩せる事ができない人なんだ思うようになり、そして痩せる事を諦めます。

「やっぱり、太っている人は根性がないんだ」と周りから見られるわけです。

しかし、そもそもの根本原因は間違った方法で取り組んでいるからです。

 

もし、間違った方法で取り組んでいた為に成果を出せていなかった人は、このまま諦めてるのはいけません。

 

誤った情報の代表「カロリー制限ダイエット」

これまでダイエットの定説であった「カロリー制限ダイエット」も明らかに間違った方法である事が、多くの研究と歴史が証明しています。

「カロリー」という言葉に支配されている人は非常に多いですが、よく考えて欲しいのは、

  • 上質のオリーブオイルでとったカロリー
  • ステーキでとったカロリー
  • 飴玉や甘いジュースでとったカロリー

これらのカロリーが同一だった時に、体で起こる反応は同じと言えそうでしょうか。

答えは、全く違います。

もちろん、ダイエットの間違った常識は、これだけではありません。

 

「食事は小まめに回数を多く摂った方が良い」も実は間違い

「食事は小まめに回数を多く摂った方が良い」とか、「肉は少なめ野菜多めが健康食だ」とか、「低脂肪の食べ物が良い」とか、「果物は身体に良い」とか、一見正しそうに聞こえるダイエット方法の多くも、実は間違った方法です。

「小分け+回数UP」の食事方法が間違っていると断言する理由としては、インスリンが深く関与します。

詳しい説明については後述しますが、ダイエット失敗者の多くは、これまで正しいとされてきた事の中には「実は間違いも多くある」という事に気づけていないだけの場合が多いです。

 

このシリーズを通して一つずつお伝えしていきますが、先に断言しておくと、「ダイエットを成功させるためには、しっかりと栄養を摂る事」が重要だという事です。

決して、摂取カロリーを減らす(食事量を減らす)事でも、消費カロリーが摂取カロリーを上回る(運動で痩せる)事でもありません。

 

制限ダイエットで一時的に体重が落ちたとしても、必ず戻ってきます。俗に言う「リバウンド」です。

リバウンドは、ダイエットを継続できなかった「その人の惰性」ではなく、身体に元来備わっているメカニズムです。やり方を間違えれば、誰でも起こる現象です。

 

このシリーズで説明している事(特に栄養に関する正しい知識)を理解して頂けると、ダイエット(健康的な適正体重に戻す事)は決して難しいものではない事が分かるはずです。

そして、リバウンドの恐怖にも恐れず立ち向かう事ができます。

 

2.いったい何が正しくて何が間違っているの?

本格的にダイエットに取り組もうと思った時、多くの人が、ダイエット成功のための指南書を用意しようと考えると思います。

いわゆるダイエット本の購入です。しかし、ここがダイエット成功への最初の関門になっています。

 

健康本を購入する際に、中身などあまり吟味せずに、キャッチーなタイトルに釣られるように健康本を選んでしまう人も多いと思います。

しかし、ニセの健康本に手を出してしまっているかもしれません。

あくまで一例ですが、以下のような「すでに間違っている事が証明されているダイエット方法」を推奨する本には要注意です。

  • カロリーを制限する事こそが重要だ。
  • 食事を小分けにして回数を多くした方が良い。
  • 野菜を多くとった方が良い。
  • できるだけ低脂肪のものが良い。
  • 朝食には、果物を取り入れよう。

上記のような明らかに間違った情報を事前に知っておけば、ニセの健康本から身を守る事ができます。

先ほどの項目以外にも、個人的に意識している点をtweetしました。

「情報探し」から入っていくと、何が正しいのか、何がかつては正しかった事(つまり古い情報)なのか、一時的に流行っているだけで根拠のない怪しい情報なのか、などの「情報の信頼性」を見極める事が難しくなります。

まずは、明らかに間違っていると言える事を除外していく事からはじめてみて下さい。

本当に欲しい正しい情報を見極められるようになるはずです。

 

シリーズ第1記事

【要注意】実は間違いばかりのダイエットの常識

  実は間違いばかりのダイエットの常識 これまで定説とされてきたダイエットの常識には、多くの間違いがあります。 ざっと挙げると、以下のようなものです。 ...

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自分のダイエット方法が間違っているのかを見抜くサイン

ダイエットが上手くいっていないパターンは主に2つです。

1つは、成果が出ない場合です。

もう1つは、痩せてはいるけど不健康な状態になっていく場合です。

誤ったダイエット方法の多くは、必要な栄養が足りていない状態、つまり「質的な栄養失調状態」に陥ります。

 

質的な栄養失調状態に該当する人の特徴としては、異常に寒がりだったり、心拍数が低かったり、低血圧だったり、原因不明の倦怠感を感じている事が多いです。もちろん、摂取カロリーそのものが少ない場合も、同様の状態に陥ります。

理由は、使えるエネルギーが少ないため、身体が自然に省エネ体質に切り替わるためです。

必要な栄養素が足りていなかったり、摂取カロリーそのものが低ければ、余計にエネルギーを消費するのをセーブしようとするわけです。

(もし、拡散にご協力いただける方は、RT・いいねをして頂けると嬉しいです。)

 

その他にも、女性特有の問題としては、小さくなってほしくないところが、極端にサイズダウンするなどもその1つです。

 

間違ったダイエット方法に取り組んでいる人は、身体が出しているサインにできるだけ早く気づき、そして行動を修正する必要があります。

このまま突き進んでも、その先に待っているのは「失敗」の二文字です。

 

シリーズ第2記事

自分のダイエット方法が間違っているのかを見抜くサイン

ダイエットは、健康に向かうための行動です。 無理をしたり、苦しみを耐えながら、なんとかやりに抜く苦行ではないし、他の健康面との引き換えに手に入れるものでもありま ...

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上記の2記事をしっかりと読んで頂けると、明らかに間違った情報を除外する事ができるようになり、自分のダイエット方法が間違えている人の場合は、その現実についても気づけるようになっているはずです。

しかし、これだけで、真の問題が解決するわけではありません。

「結局、ダイエットするためには何をすれば良いの?」という課題が解決していません。

いよいよ、次項にて「科学的に証明された正しいダイエット方法」について説明していきます。

 

科学的に証明された正しいダイエット方法

まずは、三大栄養素の摂り方についてですが、糖質を制限(コントロール)し、脂質・タンパク質をしっかりと摂ります。

次に六大栄養素まで視点を広げ、代謝をサポートするビタミン・ミネラル、そして食物繊維を過不足なく摂ります。

食事内容以外の面としては、筋トレを行い、食事の回数は増やさずに、可能であれば食べない時間を作ります(ファスティング)。

また、慢性的なストレスや睡眠不足は、代謝にも血糖コントロールに悪い方向に働くので、上手なストレスコントロールも必要となります。

ざっくりとした説明ではありますが、これらが、科学的根拠に基づいて正しいとされているダイエット方法です。

 

ダイエットと聞くと、一見、健康的な事に取り組んでいるイメージがありますが、やり方を間違えると不健康にもなりえるものです。

 

正しいとされているダイエット方法を理解して、ぜひ正しい方法を実践して下さい。

 

シリーズ第3記事

正しいダイエット方法(主に食事内容について)

正しいダイエット方法について説明していきます。主に食事内容についてです。 短期的に体重を落とすようなテクニック的な事ではなく、適切な栄養の摂り方を継続するための ...

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3.【悲報】現在、正しいとされている方法にも微妙なズレが存在

前項で説明したダイエット方法は、数々の研究データや臨床報告などから現時点で「正しい食事方法」と証明されているものです。

しかし、大枠では同じように見える方法であっても、実は専門家によって微妙な違いがあります。

例えば、

ダイエットの基本となる三大栄養素の摂りかたである低糖質・高脂質・高タンパク質食についての以下のような「微妙な違い(ズレ)」です。

 

糖質制限についての微妙な違い

完全にゼロを目指す〜全摂取カロリーの半分以下まで

  • 糖質は完全に制限した方が良い。できればゼロが良い。
  • 糖質は制限した方が良いが、ある程度の炭水化物は大丈夫。完全にゼロは良くない。

よくある疑問:糖質制限は完全に制限した方が良いの?ちょっとくらい食べても良いの?

 

脂質についての微妙な違い

脂質を控える〜脂質メイン

  • できるだけ高脂質食が良い。
  • 高品質の油なら摂った方が良い。
  • 摂っても良いが多すぎない事。

よくある疑問:脂質は、なんでもかんでも摂って大丈夫なの?

 

タンパク質についての微妙な違い

タンパク質は体重kg×0.8 〜 タンパク質をできるだけ多く

  • できるだけタンパク質は多くとった方が良い。
  • タンパク質は大事だが、摂りすぎるのはNG。
  • 動物性タンパク質じゃないとダメだ。

よくある疑問:タンパク質は、動物性が良いの? そして、過剰摂取しても問題はないの?

 

などなどが、一例です。

 

前項で紹介した「正しい情報」を理解できたと思っていても、まだまだ抽象的なので、いざ実践しようと思うと「どこまでやれば良いの?」という【程度に関する疑問】が出てくると思います。

この根本原因は、色々な人が色々な事を言っているからではなく、ダイエットの本質を理解せずに、表面的な言葉でダイエットを理解しようとするからです。

 

例えば、高脂質食ダイエットの賛否について

高脂質食は、ダイエットを行う上でとても良い食事方法の1つです。

 

しかし、まだまだ脂質を摂る価値を理解していない人が多いのが現状です。

そこで、高脂質食の重要性を広く認知させようと思うと、それなりにインパクトのある表現を用いる必要があります。

例えば「肉の脂をひたすら摂れば健康になれる!」

こんな文言を目にすると、今まで脂質を避ける食事が当たり前だった人にとっては衝撃的です。

 

確かにこの表現はとてもキャッチーで、一定の効果はありますが、代謝のメカニズムを理解していない人にとっては少し混乱を生む表現でもあります。

バシッとハマった人には、気持ちの良い表現ですが、まだ脂質を摂る事の大切さを理解できていない人にとっては、余計な抵抗を生みます。

また、いわゆる「信者VSアンチ」という対立構造のような本来は望んでいない形も生まれてしまいます。

 

少し話がずれたので戻しますが、

ダイエット専門doctorの見解としては、摂ればとるほど健康になれる魔法のような食材というのは存在せず、常に「適量」という言葉が当てはまると考えています。

  1. 身体に悪いと分かっているものは避ける。
  2. 不足しやすい傾向のものは意識的に摂る。
  3. 過剰になりやすいものはコントロールする。

この「適量」を理解するためには、表面的な言葉ではなく、本質を理解する必要があります。

 

そして、もう一つ付け加えるのであれば、「食事は楽しむものであり、あまり神経質にはならない。」ということも「適量」でコントロールする上では重要です。

 

先ほどの三大栄養素それぞれに対する疑問の答えは、極端なところにはありません。

ただ、この「バランス」「適量」という言葉は非常に曖昧で、何が正しいのかが余計分からなくなる人もいるのではないでしょうか。

 

4.【朗報】ダイエット成功の秘訣は、実はたった2つの事だった。

特殊なケースや、特定の疾病由来の肥満を除き、ダイエットの失敗・成功の背景にあるのはホルモンです。特に膵臓で生成されるインスリンというホルモンが鍵を握っています。

インスリンの働きを理解する事ができれば、先ほど例に出したような「微妙な違い(ズレ)」に戸惑う事はなくなります。

 

さて、このインスリンと肥満の関係をざっと説明すると以下の通りです。

血中のインスリン値が高いと肥満になります。肥満になると、インスリン値は高値となります。そして、高い値で維持されたインスリンによってさらに肥満になります。

まさに負の連鎖です。

 

まず1つは、これから説明する「正しい食事」を理解して、それを日々実践することです。これにより、肥満の原因であるインスリン分泌を抑える事ができます。

そして、もう一つは、インスリン抵抗性の改善に取り組む事です。これは、インスリン値を減らす事を意味します。

 

①正しい食事でインスリン分泌を抑える事と、②インスリン抵抗性を改善させインスリン値を下げる事がダイエットの本質となります。

これまで、数々の健康本やダイエット方法に挑戦しては失敗してきた人も、

「あれが良いこれはダメ」などの言葉に振り回されて、何が正しくて何が間違っているのかが分からなくなり混乱していた人も、

このたった2つの事を理解し徹底するだけで良いというわけです。

 

シリーズ第4記事

【朗報】ダイエット成功の秘訣は、実はたった2つの事だった。

特殊なケースや、特定の疾病由来の肥満(内分泌系疾患など)を除き、ダイエットの失敗・成功の背景にあるのはホルモンです。 特に重要なホルモンが「インスリン」です。こ ...

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①正しい食事でインスリン分泌を抑える。

インスリンの分泌が、肥満に直結します。

インスリンの分泌を減らせる事ができれば、減量に直結します。(ここでは、病気由来のものや、その治療による副作用などが理由の場合を除外しています。)

 

実は、どんな食べ物であろうと、基本的にインスリンは分泌されます。

というのも、食物を口に入れて胃に運ばれるとインスリンは分泌されます。食べ物が目に入っただけでインスリン値が上昇するという研究もあるほどで、インスリン値を絶対に上げないと保証できる食べ物は存在しません。

つまり、どんな食べ物であろうとインスリンを分泌する以上は肥満に加担する可能性があります。

ただし、インスリン値への影響度には大きな違いがあり、三大栄養素では、

糖質>タンパク質>脂質

という順にインスリン分泌への影響度が変わります。

食事をとる行為は基本的に、インスリンは分泌しますが、その中でも特にインスリンを上げにくい食事に拘る事ができれば、インスリンの分泌を抑える事ができ、適正体重でコントロールする事ができるというわけです。

具体的には以下のようなものです。

  • 炭水化物をコントロール(野菜や果物の摂り方に注意する、果糖に要注意、カロリーオフを選ばない)
  • 身体に足りない栄養を意識して摂る→タンパク質をとる、お肉を食べる(食べ過ぎる必要はない)、上質な脂・油をとる

野菜や果物には、食物繊維やビタミン・ミネラルなどが含まれており、これは必要なものです。しかし、果物には糖質があり、さらには品種改良などによって糖度を上げている場合は、想定以上の糖質を摂取する可能性がある事に注意が必要です。

悪い食べ物から、野菜・果物に置き換えるのに意味があるのであり、単純に果物を追加するだけ(食事回数や食事量をさらに増やす)ではいけません。

また、野菜不足や果物不足をジュースなどの加工食品で補おうとする行為には、ほとんど価値はなく、本来摂りたかった食物繊維や必要なビタミン類が入っていない「糖質だけの食品」を摂る事になります。

 

もう一つ、勘違いしてはいけないのが、「インスリン値を上げない血糖値を上げない」は正しくないという事です。

というのも、インスリン値は、血糖値に反応するため食事によって血糖値を上げないようにする事は大切ですが、例え血糖値が上がらなくてもインスリンは分泌されているからです。

果物に多く含まれる果糖がその典型で、一時は血糖値を上げない質の良い糖質と思われていましたが、インスリンは他の糖質同様にインスリンの分泌量を上げます。

食品成分には「果糖」もしくは、「フルクトース」「ブドウ糖液糖」と表記される事が多いので、果物以外の果糖が入った食品には特に注意が必要です。

その他にも、気をつけるべきポイントがあり、さらに詳しい内容は以下の記事で説明しています。

 

シリーズ第5記事

正しい食事でインスリン分泌を抑える

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②インスリン抵抗性を改善させ、インスリン値を下げる。

肥満の人は、空腹時血糖が高く、合わせてインスリン値も高い傾向にあります。そして、食べた時のインスリン分泌の反応も高い傾向にあります。

一旦、インスリンの高値が持続してしまっている場合は、インスリン値を下げるように取り組む必要があります。

つまり、前述したような「インスリンを上げない食事」に取り組むだけでは完璧ではないという事です。特に肥満の期間が長い人は、インスリン値が常に高い状態で維持されているため、下げる取り組みがより重要になります。

①で説明した食事を徹底しているのにも関わらず、体重が落ちていかない人は、まずはインスリン値を下げる取り組みを優先させ、インスリン抵抗性(耐糖能)を改善させる事に重点をおいて下さい。

 

シリーズ第6記事

インスリン抵抗性を改善させ、インスリン値を下げる。

なかなか、食事改善によるダイエットで効果を発揮しない人は、「インスリン抵抗性」について理解する必要があります。そして、インスリン抵抗性をどのように改善していくか ...

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5.【番外編】腸を整える「腸内フローラの改善」

ここまで紹介した食事法は、主に「健康的なダイエットをするための食事法」です。

ダイエットをすすめるにあたって、もう一点、考慮して欲しいポイントがあり、それは「腸内フローラの改善」です。

つまり腸内細菌環境の改善です。ヒトは腸内細菌を利用して短鎖脂肪酸を生み出します。

短鎖脂肪酸は、大腸の上皮細胞の増殖や粘液分泌機能、ミネラルの吸収のためのエネルギーとして利用されます。

よって、減量に直接的な効果ではありませんが、代謝効率の改善や、便秘改善、種々の健康面の改善などにより、間接的にダイエットに良い影響を与えます。

「低糖質、高脂質・高タンパク質食ダイエット」に取り組むと、腸内フローラを無視した完全動物性食品に偏ってしまう人が時々いますが、腸内フローラの状態を良い状態で保たせてあげる事ができれば、より良い結果を期待する事ができます。

せっかく健康的になるための食事改善に取り組むのであれば、腸内フローラの改善も意識して下さい。

 

シリーズ第7記事

腸を整える「腸内フローラの改善」|ダイエット栄養学【番外編】

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6.【付録】食事ダイエット 成功へのロードマップ

まずは、背伸びせずに、毎日継続できる事から取り組みましょう。

 

すぐに完璧に取り組む事ができる人に、このロードマップはいりませんが、なかなか一歩が踏み出せない人や継続できない人は、以下のダイエットロードマップがダイエット成功に導くはずです。

ダイエットを失敗する人に多いのが、全ての項目について完璧にしようとした結果、「始められない」「続けられない」という問題です。

ステップ1から取り組む事を推奨していますが、必須ではありません。これなら取り組めそう!続けられそう!というものから、チャレンジしても構いません。

  • ステップ1:脂質を恐れず、しっかりタンパク質を摂る。
  • ステップ2:糖質を制限、主食を半分、間食をとらない、食事回数を減らす。
  • ステップ3:筋力トレーニングに取り組む。
  • ステップ4:ファストフード・ジャンクフードを避け、上質なものに拘る。

現在、ロードマップの無料配布については、一旦中止しております。ご不便をおかけしてしまい申し訳ございません。再開までしばらくお待ちください。

他のWEB上のページについては、引き続き全てご覧いただけます。

 

7.【注意】

ロードマップに関する注意点

現在、糖尿病の治療を開始している人で、インスリン注射やお薬を飲んでいる人は、糖質制限やファスティングにより低血糖を起こす可能性があります。

また、状態によっては、脂質・タンパク質の摂取を制限しないといけない場合があるので、主治医に相談して下さい。

検診などで、糖尿病予備軍と指摘された人や、肥満が長期的に続いている方、他の疾患に罹患している人の場合は、ここで説明するロードマップが最適ではない可能性があるので、まずは適切な医療機関にて検診・診察を受け、医師に相談した上で実践して下さい。

 

たった1日の目先の変化よりも中長期の経過を!

昨日の食べ物で体重が極端に変動する事はありません。

水分の出入りで1日に1〜2kgの変動は普通に起こります。仮に変動があったとしても、それが水分によるものなのか、摂取した栄養によるものかの判断は困難です。

ダイエットの経過記録をとる事を推奨していますが、その理由は、もう少し中長期的な経過を確認するためです。

 

また、カロリー制限ダイエットなどの間違ったダイエット方法でも短期的には成果が出ます。

今は、上手くいっていたとしても、

「半年を過ぎたあたりから下げ止まり、徐々に体重が増えはじめ、1年後には元の体重に戻っていた。」

というのが意味のない事です。

目先の変化として重要な事は、体調の改善です。体重変動については、半年後・1年後の状態までを含めて中・長期的にみていく必要があります。

 

正しい方法かつ自分のライフスタイルに合う方法で取り組み、

  • 短期:体調が良い状態で維持できているか
  • 中期:経過をとりつつ半年後も順調に改善しているデータがとれるか
  • 長期:1年後には改善したデータを維持できているか

これをチェックしていく必要があります。

 

昨日から体重が若干増えている・減っているで一喜一憂する必要はないし、意味のない事です。

 

この変化がモチベーションになるという方もいますが、健康状態の改善に取り組むダイエットは、モチベーションで行うものではありません。

 

ダイエットは、自分らしい方法に調整して取り組む事

自分にとっての「普通の生活」が健康に繋がっている事が重要です。たとえ短期的な劇的変化を生まずとも、中長期的には成果を発揮します。

まるで人格が変わったかのように、

  • 改宗したと思われるような断食ファスティング
  • 通常の食事よりもサプリメントがメインの栄養補給法
  • 日本人離れしたステーキ三昧の生活 etc

このような劇的な変化は必要ありません。

 

ダイエットに取り組むと決めたのに中途半端ではいけませんが、どんな方法でも、これまでの食生活水準よりも大きくかけ離れたダイエットに取り組むのは、長期的には精神的にも肉体的にも(場合によっては経済的にも)辛いダイエットとなり、行き着く先は「ダイエット失敗」という結果です。

焦らず、長期的な目線でダイエットを楽しみながら取り組んでみてください。

自分に合った方法に調整しながら取り組む事が大切です。

 

最後に、リバウンド・ダイエット失敗を繰り返してきたあなたへ、

 

7.あとがき

このシリーズを通して、ダイエットの基本から実践までの流れを一通り説明させて頂きました。

まだまだ書き足りない部分もあり、また説明不足な点もあると思いますが、「出来るだけ読みやすく」を意識して執筆させて頂きました。

 

最後に、食事について悩みすぎてしまう人へのアドバイスですが、食事改善は目的ではなく方法です。

そして、その目的は「自分らしく、そして健康的になる」ためです。

ここを忘れないように、ダイエットを楽しみながら取り組んでください。

 

このシリーズが、読んでくれた方の「健康的なダイエットの成功」に貢献できることを願いつつ、このシリーズを終えたいと思います。

最後まで読んで頂いた方は、本当にありがとうございました。

なお、twitterでは、時々ダイエット関連の情報を呟いたりしますので、フォローして頂けると嬉しいです。

 

著者のtwitterはこちら

 

【編集部 あとがき】さあ、動き出そう。

確かな情報を得て、納得できたのなら、あとは実践あるのみです。

私たちが提供できるのは、正しい知識を提供することと、できるだけ実践しやすい方法を提示するだけです。

それ以降は、悩んでいる本人の取り組み次第です。

 

もし、日々の生活リズムや生活環境などで、正しい食生活にかえていくのが難しい人の場合は、糖質制限をサポートしてくれる宅配食材などのサービスを利用する事ができます。喉の渇きを潤すために、ジュースに手がいっていた人は、自宅にウォーターサーバーを設置するだけで、この問題は解決します。

筋力トレーニングなどの運動に取り組むのが苦手な人は、フィットネスに通ったり、パーソナルトレーニングジムなどのプロトレーナーをつけて徹底的に取り組む事もできます。

タンパク質が不足しやすい人は、プロテインを利用したり、脂質が足りていない人は良質のオリーブオイルやMCTオイルを利用する事もできます。

 

これらのサービスは、残念ながら無料とはいかず、利用する事を躊躇う人もいると思います。

しかし、一つだけはっきりと言える事は、「無駄な事・不健康になる事」にもしお金を使っているのなら、ぜひ、「自分の健康に貢献する良いモノや良いサービス」にお金を使って下さい。

正しい知識を得たら、あとは実践あるのみです。

 




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