「腰部椎間板ヘルニア」 一覧
腰の椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板が損傷して、その周囲を通る神経が圧迫されたり、炎症が起こる事によって、腰痛や脚の痺れを引き起こす整形外科疾患です。
痛みや、痺れ症状が強い場合や、麻痺が進行していなければ、ここで紹介している自宅リハビリで様子を見る事ができます。
腰部椎間板ヘルニアの自主トレ・基本メニュー3つ
従来の腰痛対策は、腹筋運動や背筋運動など、筋肉を鍛える事に主眼が置かれる事が多かったのですが、単純に筋力や筋肉量の問題ではないと理解されるようになり、闇雲に筋力強化が推奨される事はなくなりました。
椎間板は、腰を曲げる動きに伴い負荷量が上がる事や、座っている時の方が負担がかかりやすいという科学的なデータにより、今では腰を丸めない気をつける事の方が重要視されるようになっています。
ここで紹介している運動は、腰を丸めない・曲げない姿勢をとるための自主トレを紹介しています。
1.坐骨神経・ハムストリングスのストレッチ
やり方・手順
- 仰向けで、伸ばす側の脚を抱えるように両手で固定します。
- 太もも側は固定したまま、足側を上に挙げ、膝裏を伸ばします。
- ゆっくりと元の姿勢に戻します。
2.腰部の伸展ストレッチ【腰反らし運動】
やり方・手順
- うつ伏せになり、肘立ての姿勢をとります。
- 背中や脚の力を抜いてリラックスした状態で5〜10秒キープします。
- ゆっくりと元の姿勢に戻します。
3.座った姿勢からの腰伸ばし&スクワット(筋トレ)
やり方・手順
- 椅子に腰掛け、背筋を伸ばした姿勢から、上体前方に傾けていきます。
- 体重を足側に移動していきながら、お尻を5cm程浮かせます。
- 3秒キープして、ゆっくりと元の姿勢に戻します。