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整形外科の病気

膝半月板損傷の症状・原因・診断

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膝半月板損傷とは?

すね側の脛骨と呼ばれる骨と、太ももの大腿骨と呼ばれる骨の間にある膝関節内の半月板が損傷を受けることです。

形状はC型の形をしており、内側と外側にあります。血流に乏しく、さらに内外側の半月板内側1/3は血流がありません。

左右に半月板は、左右で形状が異なっており、怪我が多いのは内側半月板です。

内側半月板 外側半月板
サイズが大きい
6mm程度前後移動
内側側副靱帯に付着
サイズが小さい
12mm程度
外側側副靱帯には付着しない

この半月板は、ジャンプをした時に膝にかかる衝撃を受け止めるクッションの役割(衝撃吸収)と、膝関節の動きを安定化させる役割を担っています。

半月板は、膝関節を伸ばす際に前方へ、曲げる際に後方へ動く事によって、膝の動きを円滑にしているのですが、そこに損傷が起こると膝の曲げ伸ばしで痛みやひっかかり感といった症状を感じ、長期的に放置してしまうと変形性膝関節症を引き起こす可能性もあります。

Dr.カール
ここでは、膝半月板損傷の症状、原因、診断について説明していきます。

関連する病気についても説明しているので、膝の痛みで悩む人は合わせてチェックして下さい。

 

膝半月板損傷の症状

半月板に損傷が起こると、膝を深く曲げると痛みが伴い、曲げる時に関節内でひっかかり感を感じる”キャッチング”と呼ばれる症状が特徴です。

また関節内に関節液が貯留し、腫れることもあります。(関節水腫

症状が悪化すると半月板が不安定な状態になり、膝の動きで半月板が移動して関節内に挟まります。

完全に膝を伸ばすことができない、「ロッキング」という症状も起こります。

 

膝半月板損傷の原因と病態

スポーツ傷害で怪我を生じる場合と加齢によって引きおこされる場合があります。

スポーツ傷害では膝関節内の前十字靭帯の損傷に合併して引き起こされることが多く、損傷が大きい場合は関節内血腫が溜まり、強い痛みが伴います。

また加齢により、半月板が微細な外的ストレスを繰り返し受けることによって、半月板が徐々に変性し、長期的に続くと半月板損傷を引き起こすこともあります。

 

膝半月板損傷の検査と診断

病院やクリニックにて、医師の問診、半月板にストレスを加えて、痛みや感覚の確認をするストレステストを行います。

疑われた場合には適切な検査を行い、レントゲンやMRI検査にて症状の程度や有無の確認を行います。

より明確に診断するためにはMRI検査が有効で、半月板内部の評価や変性の程度の推測にも役立てられます。

 

検査:ストレステスト

アプレー圧迫テスト:うつ伏せで膝関節を90度に曲げ、検査者は足首を持ち、かかとを膝方向へ圧迫していきます。足首を内側にひねって圧迫して痛みが出た場合は内側半月板、外側にひねって圧迫して痛みが出た場合は外側半月板の損傷が疑われます。

マクマレーテスト:背臥位で膝関節を曲げ、検査者は、足首と膝を持ちます。足の方から膝を内側と外側に捻るように力を加えた状態で、膝を曲げ伸ばしします。この時に痛みやポキッと音がなると半月板の損傷を疑います。内側捻りの場合に外側半月板、外側捻りの場合に内側半月板の損傷を疑います。

 

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