専門家インタビュー

「沖縄の女性の方を“ふうふや”を入り口に応援していきたい」|寄り添いのおうち ふうふや 山中 錠一

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Dr.カール先生
沖縄県沖縄市で、女性の産前産後腰痛を専門にした自費診療「ふうふや」を経営している山中さんにお話を聞いてきました。産後の腰痛に興味のある人や、自費診療開業に興味のある人必見です。現在、産後腰痛で困っている人も是非ご一読下さい。

ふうふや を立ち上げたきっかけや想いは?

きっかけは、北海道で出会った妻と結婚し、妻の地元である沖縄に移り住んで来たことがそもそもの理由です。最初は不定愁訴を抱えている方々や、整形外科のDrにストップされている方々の役に立ちたいなと思ったのが、「ふうふや」をやろうと思った基盤です。

4年前に入籍後、子どもをつくろうって思ったときに、妻が月経不順で、多嚢胞性卵巣症候群と指摘を受けました。卵巣が蜂の巣状になり、無排卵になりやすい症状です。

そのときに婦人科系の勉強をしていたこともあり、「不妊症に対して何ができるのだろう?」と考えながらやってきたことから、ふうふやが始まりました。婦人科の勉強を始めたのは、妻の不妊がきっかけなんです。

頭蓋仙骨療法や内臓調整をしたり、全身の骨格のバランスを整えたりしていく中で、何が良かったのかも正直わからなかったのですが、タイミング良く、誘発剤も使わずに妊娠することができました。

妊娠すると、「腰が痛い」、「恥骨が痛い」という訴えが出てきました。当初は「そもそも、お腹触っていいのかな?」というくらいの知識レベルでした。

産前産後の痛み関して、県内外で研修に行き、知識と技術を勉強して妻に実践していきました。そうした中、実践することで痛みが取れたり、楽になったり、動きが変わったり、お腹の硬さが変わったりすることを経験しました。「こんなに喜ばれること

はないだろう」と感じたことをきっかけに、こうした悩みをもつ方々に悩みを解決していくのも幸せだなと思い、夫婦で話し合って、この道を決めました。

 

ふうふやに来られる方はどんな方が多いですか?

最近は骨盤矯正をメニューに入れているので、「骨盤を小さくして欲しい」「スタイルを変えたい」という方々が増えてきています。あとは痛みで悩んでいる方が主です。

妊娠中から産後の腰痛と、恥骨の痛み、骨盤帯の痛みなどで、ベッド上での起き上がる動作がきつい、抱っこする姿勢がつらいといった症状が多いですね。

妻がアロマを担当しているのですが、妊娠中や産後の悩みを話しに来る方も多いです。普通はアロマケアだと、寝てるイメージが多いのですが、うちは寝る方は1割程度なんです(笑)。ほとんどの皆さんはずっと妻と喋っているんですよ。

なので、痛みなど体の悩みで来る時と、育児の悩みの吐き出しの時とで使い分けてくださる方も多いです。「モンテッソーリのお話」もやっているので、育児の話を聞きたくて来る方もいますね。

 

妊娠中の腰痛はどのように対応するといいですか?病院と治療院の用途の分け方は?

子宮筋腫など、もともと持っているご病気がある場合は、治療院ではなく、産婦人科に相談することを薦めています。そこで問題なければ、整骨院や整体に行ってもいいとは思いますが、まずは専門医に相談することをオススメしています。

確認しないまま、切迫など、リスクを増大させてしまうケースは非常に危険なので、一度医師に相談してください。

お客さまの話を聞いていると、痛みは産婦人科に行っても、解決していない人が多いように感じています。助産師さんのところに相談に行っても、わからないこと多く、「骨盤ベルト巻いて対応しましょう」ということ多いと聞きます。

ベルト巻いて楽になっている人もいますが、最近は巻いても痛みが取れない人が多いのではないでしょうか。助産師さんと話をしていても、「10年前は巻くとほとんどの方が良くなっていたのが、どうも最近はそうではない」という現場の声も聞いています。

痛みの場合は、近隣の原因を追求してくれる専門家に診てもらうことをオススメしますが、最近は「産前産後」を標榜に謳っているところが増えてきていて、どこがいいっていうのは、正直わからないというのが本音です。

あえていうのであれば、痛みの原因は「歪んでいるからね」「妊娠中だからね」という説明にとどまらないような所に行くべきだと思います。歪み自体も体にある原因が生み出した結果ですので、痛みの原因、回復までのプロセスをちゃんと説明してくれるところに行って欲しいと思います。

痛みを解決すると行っておきながら、「リピート率○○%」と言っているところは、痛みが取れていないということなので、よく考えて選びたいですね。

 

足の浮腫みで悩んでいる方が多いですが、何かアドバイスはありますか?

まず、深部静脈血栓症(DVT)ではないか医師の判断を仰ぐ必要があります。

妊産婦の方に限ってお話しさせて頂くと、よく、足関節運動することを推奨されていますが、実際はあまり変わらないですよね。

私はリフレもやっているのですが、自分でマッサージしてほぐしてあげることをオススメします。キャリアオイルなど、滑りがいいオイルなどを利用するとよりいいですね。ですが、外側のくるぶしの下付近は、生殖器の反射区なので、そこさえ避ければいいかと思います。

 

産前産後の痛みの予防法は?

予防は非常に大事です。痛みが出てくる多くの方は、インナーマッスルを使えない方が多いです。専門的に言うと、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋がうまく働いていない方に痛みが出る方が多いと思います。

お腹が大きくなる前から、インナーマッスルをうまく使った動きづくりをして行くことが重要ですね。そこに関われるような社会への働きかけはとても重要だと認識しています。

妊娠前から取り組めることは?

ヨガでもピラティスでもいいと思いますし、インナーマッスルが働きやすいような取り組みをしておくことは大切ですね。痛みは我慢しないこと。近くの専門家に相談しましょう。そして、横坐りや、足組など、左右非対称な姿勢は避けていきましょう。

最後に・・・沖縄にどのように貢献していきますか?

「さまざまな女性の方をいろんな方面から、体を健康にしたり、家族を幸せにしたり、働く女性がより働きやすい体でいたり、気持ちでいたり、家庭環境でいられるようなはたらきかけを、ふうふやを入り口に応援していきたいです」

山中 錠一さん
理学療法士

妊産婦整体 寄り添いのおうち ふうふや( http://www.fu-fuya.in.net/)にて、産前産後の痛みなど、体の悩みのケアに取り組んでいる。最近は骨盤矯正にも取り組んでおり、姿勢の修正、スタイルの改善をきっかけにトラブル予防に取り組んでいる。

店名の通り、妻の基乃さんと夫婦で営んでおり、基乃さんはアロマトリートメントやモンテッソーリのお話(育児教育)にも力を入れている。
保育サービスも対応しており、子連れでも安心して通える落ち着いた店内です。

Dr.カール先生
質問がある人は問い合わせホームから受け付けています。質問が沢山あればインタビュー第二弾をお願いしたいと思います。

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