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健康&生活 飲み水と健康

水道水は飲んでも良いの? 飲める・飲めない、どっちが正しいの?

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日本の水道水は、世界的にみてもとても綺麗とされており、飲んでも問題ないと言われています。

しかし、一方では、水道水は衛生的に心配だとか、飲む事に抵抗があるという人たちもいます。

これは、一体どちらが正しいのでしょうか。実はどちらも正解です。

今回の記事では、水道水の飲める・飲めない問題について考えていきます。

 

日本の水道水は、かなり綺麗です!安心して飲めます!

日本の浄水場は世界的にも非常にレベルが高く、水道水を飲水用として使っても問題はないとされています。

もちろん、カルキ処理されているので、風味の不味さは多少問題ありですが、飲水で摂取した程度の量では身体に害があるわけではありません。

また、料理で使用する際には調理の過程で塩素は抜けてしまいます。だから、このカルキによって飲む事ができないという事はありません。

むしろ、カルキ処理されているからこそ、消毒されていて安全に飲む事ができるというわけです。

実際に、「水道水が飲める国」とされているのは僅か15ヵ国で、その中でも日本の水道水はとりわけ安全性が高いとされています。

 

でも、飲み水や調理用としては使わない方が良いかも!?

水処理に関して、安全とはしたものの、本当の問題はここではありません。

水道水を飲水・料理用に使用するというのは、実は安全上の問題を考慮すると、やめておいた方が良いケースがあります。

 

ここからは、安全なはずの日本の水道水を飲まない方が良いかも、とする理由を説明していきます。

水道水を飲んでいけない理由は、浄水技術ではない別の問題

水道水を飲むのはおすすめできないとした理由は、日本の浄水技術とは別のところにあります。

それは、自宅の蛇口までに通ってくる「水の通り道」にあります。

  • 配管(インフラ)
  • 貯蔵タンク ※水道直結方式でない場合
  • 建物内の配管

などです。

一般的に一戸建て住宅の場合は、水道管を各家に引き込むことによって水が供給されていますが、アパートやマンションなど場合は、貯水槽方式を採用しています。

貯水槽という巨大なタンクに一旦水を蓄えて、それから各部屋に給水するシステムとなっています。

 

この蛇口までの通り道に問題がある場合は、水道水を飲む事はおすすめできないのです。

家庭用の場合は直結型なので、ややリスクは減りますが、アパートやマンションの場合は危険性が高くなります。

 

水道水を飲む事の2つの不安要素

1.貯水タンクの衛生管理が不安

貯水タンクの清掃点検や検査期間による検査の実施、施設の点検などが義務づけられており、年に一度実施されることになってはいますが、どの程度衛生管理されているのかを把握するのは難しい現実があります。

いくら綺麗な水に濾過する事ができても、蛇口までの通り道である配管に問題があれば意味がないという事は想像に難しくないはずです。

浄化されて綺麗な水でも、それを飲むコップに雑菌がついていたり、使用するコップが錆びだらけの銅製のコップを使っていたら意味がないという事と同じなんです。

 

2.配管の劣化

ここからは、少し恐ろしい画像(配管設備の真実)を掲載しているので、見たくない人は、2枚の写真を飛ばすようにスクロールして下さい。

経年劣化により配管はこうなる▽

これは、どこの住宅にも使われる配管で、経年劣化によるものです。

見えない部分なので考えた事も無かったかもしれませんが、ちょっと恐くなりませんか。

これが、日本の浄水技術は世界トップレベルでありながらも、それでもウォーターサーバーの利用者が多い一番の理由です。

 

この状態は、蛇口から出てくる水が明らかに汚れてきて交換する事になった配管なので、現時点で蛇口からの水が濁っていなければ、ここまで酷い状態はないと考えられますが、それでも普通に起こった経年劣化である事は理解しておいた方が良いと思います。決して特別な事ではないんです。

 

日本の水道管の老朽化問題が少しずつ浮き彫りになってきていて、総延長の1割以上が法定耐用年数の40年を過ぎていることがわかっています。

インフラ整備が進んだ1970年代の水道管が、更新時期を迎えている(2010年〜2020年)のですが、人口減による水道料金収入の落ち込みが影響して配管の取替・更新が遅れています。

実際に水道管の破損などトラブルなども相次いて、上記で挙げたような経年劣化を起こしている配管の量はどんどん増えていく事が予想されます。

現時点では問題がなくても、配管設備は、徐々に悪化しているという事を頭の片隅に置いておきましょう。

 

「水道水は、飲み水として問題はないの?飲める・飲めない、どっちが正しいの?」まとめ

いくら浄水技術が高く衛生管理がしっかりしている日本の水道水も、家庭に運ばれるまでに問題があれば意味がないという事です。

現時点では、問題のない地域でも、今後も配管設備の修繕が進まなければ、いずれ全国的に「水道水は飲まない方が良い」となるかもしれません。

蛇口をひねって出てくる水道水に濁りがあるのかなどは自分でもチェックできるので、日頃から意識しておきましょう。

もし心配な方や、明らかに築年数が経過している建物に住んでいるという方は、水道水を飲むのは控えて、ミネラルウォーターやウォーターサーバーの利用を検討してみても良いかもしれません。

飲み水と健康

人間の体はほとんどが水でできていて、子供では約70%、成人では約60~65%、老人では55%を水が占めています。水は体を健康な状態に保つ上でとても重要です。1ヶ月ほど断食しても生きられますが、水なしでは数日しか生きられません。さらに、体重の2%の水分を失うと脱水の初期症状がはじまり、身体の不調や不快感が現れます。1日に大量の水分を失うので、小まめな給水を意識する必要があります。 こちらのページでは、飲み水が健康に及ぼす影響を扱った記事をまとめています。


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