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腰部椎間板ヘルニアとは? 症状・原因についての説明

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Dr.カール先生
このページでは、「腰部椎間板ヘルニア」という病気が、どういった病気で、どのような症状を出すのか、どのような原因で起こるのかについて詳しく解説しています。

 

椎間板ヘルニアの症状や原因について詳しく解説!

椎間板ヘルニアとは、脊椎の骨と骨の間にある「椎間板」という軟骨のような組織に、何らかの損傷が起き、椎間板内部にある「髄核」と呼ばれるゼリー状の組織が飛び出てくる事を言います。

この椎間板内部に存在する「髄核」が飛び出てくる事自体は、大きな痛みを伴う事はほとんどないのですが、椎間板と近い位置に存在する脊髄神経に触れてしまったり、神経の近くで飛び出た髄核が炎症を起こしてしまい、その炎症が神経にまで波及すると、神経性の痛みを伴ってしまいます。

椎間板ヘルニア自体は、椎間板の損傷を示す言葉ですが、症状の原因になるのは、その飛び出た椎間板組織(髄核)が、隣接する神経を圧迫したり・炎症を起こしてしまう事によって起こるのです。

 

椎間板ヘルニアは、損傷の仕方・飛び出る位置によって、以下のように分類されています。

もっとも多く起こるのは、後外側型というもので、単に「腰部椎間板ヘルニア」と言う場合は、ほとんどがこの後外側型の椎間板ヘルニアです。

この「後外側型」は、椎間板が飛び出る位置が、「後ろ」かつ「外側」という事を示していて、この位置は椎間板が脆い上に、その位置を脊髄神経が通るため、椎間板ヘルニアよる神経性の症状が出現する場合にもっとも重要なヘルニアの型と言えます。

後正中型 central type 15-20% 正中型
後外側型 posterolateral type 70-80% 傍正中型
椎間孔内外側型 intraforaminal type,lateral 少数 椎間孔、外側型
椎間孔外外側型 extraforaminal type,far-lateral 少数  椎間孔外型

椎間板ヘルニアの症状・特徴

腰椎椎間板ヘルニアは、前述の通り、椎間板の髄核という組織が、腰の神経を圧迫し、絞扼したり炎症を引き起こす事によって神経症状を引き起こす整形外科疾患です。

腰痛よりも、坐骨神経痛と呼ばれる、片側の脚の痺れ、ピリつく痛み、焼けるような痛み等が起こります。

 

椎間板ヘルニアになりやすい人

20~40代の男性に多いとされています。運搬業やトラック運転手のほか肉体労働に就いている人が男性に多いという理由が考えられます。

重たい荷物の積み下ろしや、トラックを運転する時の姿勢と車の大きな揺れなどによって、椎間板圧をより高め、またその姿勢の持続や繰り返しが椎間板線維輪の損傷を招くと考えられています。

主な症状

殿部や殿部から太ももの外側、下肢後面痛と痺れを主な症状として、腰痛はあったとしても下肢痛の方が強い症状である場合が多く、

下肢痛・しびれは「坐骨神経痛」と呼ばれる片側下肢後面(坐骨神経支配領域)に症状をきたします。

その他、運動麻痺による筋力低下や、感覚障害(感覚低下・消失、異常感覚)などを呈します。

筋力低下は最初は気づきにくいレベルから始まる事が多いですが、スリッパなどを履くとズリ落ちたり、地面に足先がひっかかりやすくなって自覚し始める事が多いです。

 

姿勢・動作などへの影響

痛みの程度にもよるが、背骨が横に曲がって腰をまっすぐ伸ばせない状態(疼痛性側弯)になる事もあります。

また、座位姿勢の持続を嫌がったり、しゃがみ込み動作や低い所から物を持ち上げる動作を苦手(その時に強く痛みが出現する)とする事が多いです。

腰を伸ばすと楽という人もいますが、急性期の症状が強い時期は、あらゆる姿勢で下肢痛・腰痛を訴えます。

膝を伸ばして前屈するような姿勢で、もっとも強い症状を再現できる場合が多いです。

 

痺れ・感覚障害がよく起こる部位

下腿(膝関節から下側)の外側面〜後面、足背(足の甲)に、痺れや感覚障害を訴える事が多いです。

基本的には片側下肢の症状のみを訴えます。

 

椎間板ヘルニアの症状や原因説明まとめ

椎間板ヘルニアは、整形外科の病気としては、代表的な疾患(病気)です。

最初に損傷が起きているのは椎間板ですが、その損傷が、隣接する脊髄神経に影響を及ぼす事により、症状が出現します。

主な症状は、椎間板髄核が、神経根を圧排したり、炎症を引き起こす事によって出現する神経性の痛みです。

 

 

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